低体温

2017.2.28

風邪をひきやすい人必見!簡単にできる低体温対策

「よく風邪をひくなあ、、」

「風邪っぽいけど熱はないなあ、、」

こんなことありますよね。

 

頻繁に風邪をひく人、慢性的に体調不良の方は低体温の可能性が高いです。

低体温だと免疫力が弱くなります。

ひどい人は1か月に1回ペースで風邪をひく人もいます。

 

平熱は高いほうが良いのです。

昔の日本人と比べて、私たちの平熱は急激に下がっています。

 

低体温だとどんな不都合があるのか、

低体温の人はどんな対策を取るべきかをまとめました。

 

「風邪を頻繁にひく」

「風邪なのに熱が低い」

こんな方は必ずこの記事を読んで、

低体温改善に向けて実践してください。

1 低体温の人が風邪をひきやすい理由

低体温の人が風邪を引きやすい理由は

身体の抵抗力=免疫力が下がるためです。

1-1 免疫力が下がると身体の不調を引き起こす

免疫力とは細菌やウィルスなどの外敵から身体を守ったり、

体内で生まれるがん細胞を死滅させたりして、

体が病気にならないための力です。

この力が下がると、当然細菌やウイルスに感染しやすくなります。

風邪の諸症状(頭痛、鼻水、咳、喉の痛みなど)は

免疫力が弱い人ほど発症します。

低体温の人ほど、慢性的にこの免疫力が低くなっています。

 

2 風邪をひいているのに体温が上がらない理由

低体温の人の中には風邪をひいてるはずなのにそんなに熱はないな」

という人もいます。

その理由をご紹介します。

 

2-1 これから熱が上がるところ

先に症状が出てしまって、これから熱が上がるところ、という

可能性があります。しかし、低体温の人は免疫力の働きが

弱いため、十分に体温が上がらないこともあります。

 

2-2 冷えによる体調不良

身体が冷えることによって、たまたま風邪の時と似たような症状が

出てきてしまったということも考えられます。

ウイルスによる攻撃ではないため、免疫力が活性化せず

発熱しないパターンです。もはや生活習慣病です。

2-3 もともとの平熱が低すぎる

「あーだるい、風邪だな、こりゃ、、。あれ、でも36.7度しかないな。」

という方でも、例えば平熱が35.2度だったら1.5度も上がっているので

だるさを感じるでしょう。

一般的には36.7度は高熱ではありませんが

平熱が低すぎるために風邪の症状を感じるパターンです。

 

いずれにせよ、正常な状態ではないため

体温を上げつつ風邪を治していくしかありません。

3 低体温は万病のもと

そもそも低体温の人は免疫力が低いので

風邪に限らず、様々な病気への抵抗力が弱くなっています。

 

3-1 ガン細胞は低体温が大好き

日本人の死因第一位の「ガン」ですが、35度台などの

低体温で一番増殖することがわかっています。

低体温は風邪だけでなく、大きな病気につながりやすくなるのです。

 

3-2 ベストな体温は36.5度以上!

人間の内臓は体温が36.5度で正常に働くようにできています。

身体の体温が低いと消化吸収が悪くなったりして

疲れがぬけにくくなったりします。

35度台の低体温の人は、それだけで病気予備軍なのです。

当然、頻繁に風邪をひきやすくなります。

 

3-3 50年前の日本人の体温は36.8度だった

50年前は平均体温は36.8度だったと言われています。

半世紀で1度も低下してしまいました。

昔の人のほうが高体温で、免疫力が高かったようです。

 

4 低体温の人が「風邪をひいているとき」にやるべき3つのこと

まず考えなければいけないのは、水分補給と発汗です。

水分補給をしながら汗を出しきることが大切です。

 

ちなみに食欲がないのは、老廃物の元となる食べ物が

体内に入るのを防ごうとする自然な反応なので

無理に食べる必要はありません。

 

4-1 とにかく寝る

風邪をひいたときは身体がだるくなって、

自然と休みたくなるはずです。

なので、その身体の声に耳をかたむけて

ちゃんと横になりましょう。

 

「寝るのが大事」とわかっていても

仕事が気になったり、友達とメールしたり、スマホでネットサーフィンをしたり

なかなか休まらない人も多いのではないでしょうか。

全てシャットダウンして、休むことに集中しましょう。

 

喉の乾燥を防ごう

どうしても喉が乾燥しやすく、ウイルスが繁殖しやすくなります。

なので喉の環境を守ることが風邪の改善になりますし

予防にもなります。

・起きた時に水分補給ができるよう、ペットボトルを近くに置いておく

・乾燥を防ぐためにマスクをつける

・喉を冷やさないために首にタオルを巻いて寝る

以上のことに気を付けて寝ましょう。

 

4-2 身体を温める飲み物を飲む

  • ショウガ紅茶

殺菌作用、抗ウイルス作用のあるショウガ紅茶に

身体を温める効果がある葛粉3gを水で溶いてから入れましょう。

1日に3-4杯飲みましょう。

発汗が促されます

 

ショウガの辛味成分であるジンゲロールには血流改善作用が、

紅茶にはテアフラビンという成分が抗酸化作用を

持っています。

 

  • だいこん湯

だいこん湯にすりおろしたレンコン大さじ3を加え

最後に葛粉小さじ1を水で溶いてから入れ、

よく混ぜて飲みましょう。

発熱性の風邪、気管支炎、便秘、下痢に効果があります。

 

4-3 風邪のひき始めなら入浴もOK

「熱があるときは風呂に入るな」とよく言われますよね。

ごく初期に「入浴したい」と感じた場合は

入浴をしても大丈夫です。

むしろ入浴をして汗をかくことで体温が上がり、

免疫力が上がります。

4-3-1 風邪をひいたときの入浴の判断基準

どれぐらいの熱なら入浴して良いのか、

どんなことに気をつけなければいけないか、

などの目安をご紹介します。

 

・38度以上のときは入浴を控える

・悪寒、倦怠感がある場合は控える

・ぬるめのお湯にする(熱いお湯は体力を奪うので)

・絶対に湯冷めをしないようにする

・入浴後は水分を補給する

 

とにかく無理をしないことが大切です。

 

5 低体温の人が普段からやるべきこと

低体温の人は抵抗力が低いので

風邪を引く前に対策をすることが大切です。

 

5-1 身体を温める食べ物を採ろう

食べ物には身体を温めるものと冷やすものがあります。

体を温める野菜は、

・冬が旬の野菜

・寒い地域でとれるもの

・地面の下にできる野菜

野菜 ショウガ、にんじん、ごぼう、たまねぎ、大根

果物:りんご、桃、ぶどう、さくらんぼ

魚介類:さけ、さんま、まぐろ、エビ

体を冷やす野菜は

・夏が旬の野菜

・南国でとれるもの

・地面の上にできる

野菜:レタス、キャベツ、ほうれんそう、キュウリ、トマト

果物:バナナ、パイナップル、マンゴー、メロン

魚介類:うなぎ、しじみ、あさり、ウニ

神経質になる必要はありませんが

なるべく身体を温めるものから食べましょう。

 

5-2 レッグウォーマーを履こう

ふくらはぎは下半身の血液を送り出す

ポンプの役割をしています。

レッグウォーマーでふくらはぎを温めることによって

血流が良くなり、免疫力が高まります。

5-3 腹巻をしよう

低体温の人は内臓が冷えています。

内臓が集中しているお腹周りを温めることが

体温と免疫力を上げることにつながります。

下半身も一緒に温めることができる

腹巻一体型パンツがオススメです。

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まとめ

風邪というと、真っ先に薬に頼りたくなります。

しかし、体温を上げることが自分で風邪を治す一番の方法です。

体温を下げる薬はありますが、体温を上げる薬はありません。

自力で体熱を作るしかありません。

身体を温める食べ物を採ったりして36.5度の

体温を取り戻しましょう。

 

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