教えてがんサポートドクター
第1回 中医学の考え方
曽我
「教えてがんサポートドクターを御覧の皆様こんにちは。
ナビゲータの曽我です。本日は中医学の専門家である冨田康夫先生にお越しいただいて、中医学につてのお話を伺いました。中医学というといろいろ聞きなじみのないもいらっしゃるかもしれませんが、中医学というのは中国の数千年の歴史にわたる、その学問や治療の積み重ねの治療体験になります。
そして、冨田先生はこの中医学の主任中医師資格というものを持っていらっしゃいます。この主任中医師資格というものは、アメリカではですね、医師と同等の資格を持っておりまして、普通の病院で治療を受けることもできるれっきとした国家資格だそうです。更に、主任が付くと教授クラスの資格なんだそうですよ。
ここから、本日は今日を含めて4回にわたって冨田先生について中医学についてや実際の治療のお話、がんのお話などいろいろ伺っていきたいと思いますので、どうぞご覧下さい。」
曽我
「今日は中医学をなさっている冨田先生にですね、まず中医学の考え方と気の話ということで、特に気の流れのお話と、五臓六腑ではなく六臓六腑というちょっと耳なじみがない言葉をご紹介いただこうと思います。冨田先生よろしくお願いします。」
冨田
「はい、よろしくお願いします。もともと中医学っていうのは五行説という理論がありまして、五行っていうのはとても心理を突いているっていうね、ところなんですけど、そこからさらに発展して六臓六腑っていう風になったんですね。
で、この人間の体っていうのも宇宙と一体になっているという考え方からきてまして、ですから1年は12ヵ月、体六臓六腑12経絡。で、12経絡の中に気が滞りやすい場所、ツボって言っていますけど、そのツボは365あるんですね。」
曽我
「へぇっ。」
冨田
「で、1年365日」
曽我
「何かつながりが。」
冨田
「そうそう。それで体温は36度5分ですよね。こうやってみなつながっているんですね。
ですからそういう心理と一体になった治療法というか、そういうものが中国の伝統医学なんですね。あの、六臓六腑っていうみんなでないあれですけども、実際に普通は五臓六腑って言ってますけど、五臓にあとひとつ足して六臓目と言うのは心包という、心臓を包む膜っていう概念があるんですけど、実際に二層になった膜がありまして内側が柔らかくて外側が固い膜があるんですね。それを中医学ではひとつの臓器としてみなして六臓っていう風になっているんですね。」
曽我
「あっ、そうなんですね。」
冨田
「ですから、西洋医学は心膜も心臓の一部だから五臓六腑っていうんですね。
だからその心臓を包む膜を心包というんですけど、それをひとつの臓器として数えて六臓になります。」
曽我
「なるほど。」
冨田
「で、その宇宙は陰陽でできていますよね。太陽と月。男女。こういうのはすべて陰陽なんですね。
ですからこの臓器も五臓と六腑というのは六臓六腑となって陰陽ができているんですね。」
曽我
「へぇ、なんか対比みたいなのが。」
冨田
「そうそう。だから肺が悪いと大腸に影響がくるんですね。肺と大腸は陰陽だから。
心臓と小腸が陰陽。肝臓と胆嚢は陰陽。脾臓と胃が陰陽。腎臓と膀胱が陰陽。そして六臓六腑になっています。で、中医学ではその六臓六腑からは気っていうエネルギーが出ているんですね。気って言うエネルギーが体の中全身を巡って、気って言うエネルギーが血液を運航しているんです。」
曽我
「へぇ。」
冨田
「だから気が滞ると血液が滞ってしまって、そうするとそこの細胞に栄養がいかなくなりますから疾患が起きるんですよね。ですから気が血液を運航していって、気が滞ることを病気と言うんです。」
曽我
「確かに。確かにそうですね。」
冨田
「気が病むっていうのは気が止むんです。」
曽我
「あぁ、止まるっていう字の。」
冨田
「病気の病って『やまい』の病ですけど、『やむ』って読みますよね。病むと止むです。
風が止むっていうと風が止まるんです。気が止むっていうと気が止まるんです。気が止まったところが血液が滞ってしまうんです。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「そこを今ツボと言っているんですけどね、ツボが経絡上に365あるんです。」
曽我
「あっ、先生先生。経絡とは何でしょうか。」
富田
「気の流れ道を経絡と言っているんですね。」
曽我
「それは血液と。いわゆる血管とはまた違って、体にある。」
冨田
「体の中通ってるんですけど、これは目に見えなんいんです。だから今のお医者さんは信じないのね。見えないから。」
曽我
「そうですね。なんか…」
冨田
「でも、見えなくても真実いっぱいありますよね。携帯だってね。」
曽我
「確かに。Wi-Fiの電波とか飛んでいますもんね。見えないけど。」
冨田
「見えないけどね飛んでいます。だから段々文明とか発達すると多少わかるようになってくるかなぁと思いますけど。真実はそういうところにある。」
曽我
「確かに。見えないからと言って信じない事には進みにならないですもんね。」
冨田
「ですから例えばこうやってペンがありますよね。これを左手にもってみて。こうやって持って。右手をこうやって。これOリングっていうんですけど、グッと力入れて、力入らないでしょ。」
曽我
「入らないですね。」
冨田
「これ反対向けて、グッと力入れて。」
曽我
「あっ。」
冨田
「力入りましたね。ねっ。なぜでしょう。」
曽我
「なぜでしょう。」
冨田
「ここに空気っていう、空気があるんですよ。空気っていうのは空の気って言って、空間にある気というエネルギーがあるんです。ここに。気というエネルギーが。」
曽我
「この辺に全部、見えないけれどあるんですね。」
冨田
「見えないけれどあるんです。それがこの尖っている方に気が入っている。今、エネルギーが。そうするとあなたのほうにエネルギーが入っていくからこうやったときに力が入るんです。で、こうやって逆に持つとあなたのエネルギーこっちに抜けちゃうもんだから力が入らないんですよね。」
曽我
「不思議。」
冨田
「気って言うエネルギーがあるっていうことはわかったですよね。」
曽我
「でも不思議ですよね。ここにもちゃんと見えないけど何かしらのエネルギーが全部存在している。」
冨田
「あるっていうことなんですね。そういうものを皆さん知らないから信じがたいんですけども。」
曽我
「そうですね。見えないから。」
冨田
「中医学ってそう言うことをベースにやっていますので、心理に基づいてるっていうのがツボなんですね。」
曽我
「なるほど。まぁでも先ほどのいろいろ12ヵ月とか365とかその辺が全部あってるっていうのはやっぱ何かしらのまだ発見されていない何かがそこにあるから。って思ったほうが逆に自然かもしれないですよね。」
冨田
「ですから、我々しょっちゅうこれ施術してて、その、気を感じながらやってるんですね。ですから我々は気があるとかないとか案外わかるんです。」
曽我
「この気がない状態ってどんな状態なのですか。」
冨田
「死んじゃうとないですね。」
曽我
「確かに。それはめちゃくちゃわかりやすいですね。」
冨田
「生きていたらみんな気が流れているから。生きている人を相手にしますからね。気が感じるんですね。私が気功やってて感じるのは、暖かい気と冷たい気があるんです。」
曽我
「えっ。それは人によってですか。」
冨田
「具合が悪いと、邪気ってのが溜まるんです。それがツボに溜まるんです。ツボに邪気が溜まったときにそこに痛みがあったりするわけです。」
曽我
「はぁぁ」
冨田
「だから邪気があるところが痛いんです。邪気が抜けてしまえば痛くない。」
曽我
「不思議ですね。」
冨田
「うん。そう。だからそこをツボって昔から言ってるんですね。」
曽我
「ツボの考えて本当に中国四千年じゃないけど、昔っからあるわけですからやっぱ何かそこにあるんですよね。」
冨田
「そうそうそう。」
曽我
「あとさっき一点ちょっと、実はこの撮影の前にちらっとお話を聞いてて面白いなって私が思ったんですけど、よくツボ押しとか、鍼ね、刺すものってイメージされると思うんですけど、1ミリぐらいの所にしかツボってないんですね。」
冨田
「そうですね。」
曽我
「なんとなくこれぐらい、あるんだと思って、親指ぐらい。」
冨田
「やってみるとすぐわかるんですけど、ほんと一点なんです。」
曽我
「そんなに小っちゃいん。」
冨田
「小っちゃいんですね。だからあの、気って体の中にあるから見えないでしょ。」
曽我
「見えないですね。」
冨田
「あのリンパとか血管とか神経とかはみんな見えるんです。」
曽我
「見えますね。」
冨田
「見えるんですけど、経絡ってのは見えないんですね。だからなかなか信じがたいんですけど、やっていくうちにちゃんと感じるようになっていく。」
曽我
「へぇ。」
冨田
「だから私が患者さんに気を入れて滞った邪気を抜くんですね。邪気って冷たいものですから抜いた全部こっちからピューっと出ていくときにここがものすごく冷たくなって、手が。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「で、ひどいときは真っ青になっちゃうこっちがね。で、手っていうのは大体気を出すから赤いんですよ。」
曽我
「ホントだ。」
冨田
「ねっ。赤いんですけどこっちは真っ青なっちゃう。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「だから実際に気がね、邪気は冷たいし、生気は暖かい。」
曽我
「はぁぁ。まぁ今お話を伺うと確かに目には見えないんですけどなんとなく皆さんが感じていることとか、私たちが普段感じているところに実は凄く近いんだろうなっていう風に今思いました。なんかやっぱりちょっとここやだなって思うところとかもあったりするし、なんかっそういうときってゾクゾクってするしそういうところなのかもしれないかなって。」
冨田
「よく第六感って言いますよね。あれは例えば初めて会った初対面の人に、この人嫌な人だなぁって思ったり、いい人かなぁって思ったりするじゃないですか。」
曽我
「はい。なんとなくね。」
冨田
「意外と当たってるんですよ。」
曽我
「あぁぁ。」
冨田
「なんでそれ、相手のデーター何もないのにね、そう感じてしまうかという。それ気の力なんです。」
曽我
「この辺に実はある。情報があるのかもしれないですもんね。」
冨田
「それが気として伝わってきてるわけ。目に見えてないんだけど、あの人はいい人だなぁって、ね。思ったりするっていうことは、その人から出ている今は波動ってね。波動っていうのは気の一種ですけども、そういうその気を感じて、自分がこの人はこういう人なんじゃないかなという想像がつくわけですよね。それだいたい気です。」
曽我
「なるほど。」
冨田
「だからよく車なんか運転していてもあの路地からパッとなんか出てきそうだなと思った時出てくるでしょ。意外と。」
曽我
「意外と。」
冨田
「うん。それってね、気の力。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「まぁ気のレベルが高くなると、ね。いろんなことがわかるようになって、人間もその気の力がだんだんだんだん文明の発達とともに衰えてきちゃったから。」
曽我
「あぁぁ。」
冨田
「わかりにくくなってきてるんですけど、実はもともとそういうものを持っている。」
曽我
「なるほど。」
曽我
「まず今日は中医学の考え方と気の話。で、気の流れと色々お伺いをしましたけど、気の流れと六臓六腑のはなしを伺いました。冨田先生ありがとうございます。」
冨田
「はい、どうも。」
第2回 中医学と磁気療法
曽我
「冨田先生が普段、施療院で磁気を使った治療をなさっているということで、今回は特にその磁気にスポットを当てたお話を伺っていこうと思います。冨田先生よろしくお願いします。」
冨田
「よろしくお願いします。」
曽我
「はい、磁気ということで、今ちょっとここにいろいろ持ってきて頂いたんですけれども。」
冨田
「私が、磁石に注目したのはMRIっていう測定器ありますよね。」
曽我
「はいはい。」
冨田
「あのMRIで人間の体の中の疾患箇所探してるんですけど、要するに、簡単に言うと磁場が乱れたところが疾患箇所なんです。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「それを見つける機械なんですね。あれ。それでその疾患を見つける機械はあるのに、疾患を治す機械をなんで作ってないのかなということを、ずぅっと疑問であったんですね。」
曽我
「確かに。」
冨田
「それで私もともと電気専攻でいましたので、じゃぁこれ僕が磁石作ってみようかと。」
曽我
「いやぁ、凄いですね。」
冨田
「ということで、要するに磁場が乱れたら磁気でしか治せない。磁石でしか治せない。というのがもともと私の考え方でしたね、ですから磁場が乱れて起きた疾患を薬飲んだって治らないでしょ。」
曽我
「まぁ確かに、言われてみればそうですね。確かに。」
冨田
「それでね、その磁石を考えたんですけど、ただ普通の磁石って単極磁石なんですね。N、Sってなっている。」
曽我
「そうですね。なんか、あの、赤いのと青いのみたいな。」
冨田
「単極磁石で試したら全然医療効果がなかなか顕著なものがないんですね。」
曽我
「はい。」
冨田
「それで考えて、この磁石っていうのは複合磁石と言いましてね。」
曽我
「複合磁石。」
冨田
「この中に磁石が3つ入ってるんです、実は。」
曽我
「はい。」
冨田
「裏返ししても引っ付くんですね。」
曽我
「あっ。ホントだ。えっ不思議ですね。普通だったら反発しますよね。」
冨田
「反発しますでしょ。これはそういう意味で複合磁石って言ってね、両面つくんですね。
で、これやりますと真ん中が磁力ゼロなんです。この3センチの中心が磁力ゼロなんです。」
曽我
「はい。」
冨田
「世の中にはゼロ磁場地点っていうのがあるんですけども、要するに磁力が拮抗しているところが要するにゼロ磁場って言われているんですね。」
曽我
「えっ。ないわけじゃなくて拮抗しているんですか。」
冨田
「そう。拮抗している場所がゼロ磁場。で、そこから気って言うエネルギーが出ているんです。」
曽我
「へぇぇ。ゼロ磁場からその気のエネルギーが出ているんですね」
冨田
「ゼロ磁場の時点で気って言うエネルギーが出ているんですね。これも真ん中から気が出ているんです。」
曽我
「なるほど。」
冨田
「ここにね。」
曽我
「あっ、じゃぁ本当に重要なのは、周りの磁石っていうよりはそのゼロ磁場の部分が重要なんですか。」
冨田
「とも言えるし、磁石も重要なんです。」
曽我
「なるほど、どっちもなんですね。」
冨田
「そうそう。それで特にゼロ磁場の地点って言うのは気が出ますので、滞った気がある場所をツボって言ったでしょ。さっきね。そのツボにこの磁石を当てると、そこにある邪気がすぅーっと抜けていくんです。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「感じやすい人はすぐにわかるんですけどね、自分の指先からシャーっと風が出るんです。」
曽我
「風が出る。」
冨田
「やってみましょうか。」
曽我
「えっ、はい。」
冨田
「いいですか。これ痛いですか。」
曽我
「あっ、ちょっと痛いです。」
冨田
「こっちは。」
曽我
「あっこっちのほうが痛いです。多分。
冨田
「これは」
曽我
「あっどっちだろな。」
冨田
「これは」
曽我
「まぁまぁ痛いです。一番最初が一番痛い。」
冨田
「これね、ここリンパの流れの悪い箇所が痛い。リンパの流れが悪いと普通疲れるんですよ、体は。」
曽我
「なるほど。」
冨田
「疲れやすい。」
曽我
「はい。」
冨田
「これをこうやって当てると。押して痛いときはここに気が滞っているんです。滞った気のことを邪気っていうんですね。この邪気がこれ磁石を当てたことによってスゥーっと抜けるんです、指先から。ここからも抜けているんですね。ここからも冷たい風。こっちからも冷たい風がでてるんです。これが痛いと…。」
曽我
「へぇ」
冨田
「これをやってますと、陰陽なんです。体が陰陽なんです。背中側から気が流れるんですよ。気が流れて血流が良くなるから、体が温まってきます。」
曽我
「へっ。不思議。」
冨田
「不思議なんです。」
曽我
「不思議だ。」
冨田
「気そのものが不思議ですよね。」
曽我
「あっ、そうですね。見えないけどあるんですもんね。」
冨田
「左手をね。あ、時計外して。」
曽我
「はい。」
冨田
「これ痛い。」
曽我
「ここもなんかのツボなんですか。」
冨田
「そうそう。ここはね、内関っていうツボなんですけどね。これであと足にあてる。」
曽我
「足に当てるんですか。」
冨田
「そうすると全身こう流れるよね。」
曽我
「あぁ、なるほど。」
冨田
「足もやりますか。」
曽我
「もうこれはね、私スカートじゃないんで。これ脱いだほうがいいんですか。」
冨田
「いいですよそのまま。磁石を使って、ここの内くるぶしから上。これがね。」
曽我
「痛いです。これたぶん私、言うて私結構痛みに強いですけど、多分今ここには私以外男性しかいないですけど絶対痛いですから。絶対痛いから。」
冨田
「三陰交っていうツボです。、で、こっちの足。」
曽我
「これ絵面としてなかなか面白い動画になってますけど。
へぇ。」
冨田
「あと、これが痛いんですよ。」
曽我
「あっ。ほんとだ。」
冨田
「これがリンパなんですよね。」
曽我
「リンパに滞っているのか。私。」
冨田
「こうやって当てていますと、だんだんだんだん体が温かくなってきます。」
曽我
「私の全身を気がまわっています。きっと。」
冨田
「指先からこうやって、冷たい風が出ているのわかりますか。」
曽我
「ふぅ、ほぉ。」
冨田
「わかる人すぐわかるんだけど。」
曽我
「なんか、ちょっと、わずかながらにヒヤッってこの辺がするような気が。」
冨田
「こうやったらね、ほっぺに冷たい風が当たるんですよ。」
曽我
「あ。ちょっとこう。えぇ、不思議ですね。」
冨田
「手の甲がね、冷たくなってくるんですね。」
曽我
「右のほうが特に冷たくなっている気がします。」
冨田
「二つ付いているからね。」
曽我
「なるほど。あっ、そんな数も関係あるんですか。」
冨田
「倍だもん。」
曽我
「えぇぇ。そうか。」
冨田
「これね、20分から30分当ててますと血液がサラサラになるんですよ。」
曽我
「やったー。この動画の最後にはだいぶ私サラサラになってるってことですね。ヨシッ。」
冨田
「血液サラサラの薬ってありますけどね。」
曽我
「ありますね。」
冨田
「あれはね、サラサラにならないんですよ。全然。」
曽我
「えっ。ならないんですか。多分見てる方も飲んでる方いますよ。」
冨田
「良くないですよあれは。血小板を壊す薬ですからね。血小板を壊すと血液が止まらなくなっちゃう。怪我したら血が止まらなくなっちゃう。」
曽我
「えぇぇ。」
冨田
「それをサラサラだと思っている人は多い。実際は血液サラサラっていうのは赤血球がグチャってくっついたら流れ悪くなりますよね。それを散らしてやることをサラサラっていうんです。ホントはね。」
曽我
「そういうイメージです。私も。」
冨田
「血液サラサラってこう、血液の流れが良くなればいいんですけども、血小板壊しても意味がないですから。」
曽我
「確かに。」
冨田
「あの薬はねすぐにやめてもほとんど副作用でない。止めた方がいいですあれは。」
曽我
「なんか、安心のために飲んでる方もね、もしかしたらよく処方されるって聞きますからね。とりあえず処方しときますね。みたいなノリで。」
冨田
「あんまり商売に乗らないほうがいいです。私の母もね、今100歳なんですけど、一回ね、お葬式に行った時に、階段で転んで鼻血出してティッシュ1箱使ってやっと止まったって言ってね。えっ。って言って僕がそれ聞いて血液サラサラ飲んでるのって聞いたらそしたら飲んでるわよって言って、なんでそんなの飲むんだって。で、それやめさせて、磁石を渡してね、毎日ここやんなさいと。そしたら100歳まで生きてる。」
曽我
「へぇぇ。めちゃくちゃ説得力ありますね。100歳まで生きてらっしゃるって。」
冨田
「その薬をね止めさせてもらっているからね。あれを飲んでいたらまた大変なことになっちゃうんです。怪我したら血が止まんなくなっちゃう。」
曽我
「そうですね。そうすると体に果たして良いのか。っていう所になってきますよね。」
冨田
「そうですよね。そんなことで、この磁石を使うと気が流れて血流を改善します。血液がサラサラになりますから、血液の流れがもの凄い良くなるんですね。ですから体があったまっていく。要するにこう温めなくてもね、温まっていく。」
曽我
「理屈としては凄いわかるような気がしますけど。あのぉ、先生いろいろ磁気療法やられてると思うんですけども、実際になかなか中医学って日本だと生命力がはびこってるというか。だから耳なじみがない方もいらっしゃるのかなと思うんですけど、アメリカとかあの辺だと、お医者さんとして、医師資格というんですか、それとして認められていると聞いたんですけど。」
冨田
「そうですね。私もあの中国に行って中医師の資格を取ってきたんですけど、要するに今アメリカと中国は中医師の学校はあるんですね、そこをでたら医者として認定されるんですね。ですから私も今、中国かアメリカに行けば医者なんですよ。」
曽我
「はぁぁぁ。」
冨田
「一応主任中医師なんですね。」
曽我
「主任中医師。」
冨田
「主任っていうのはね日本でいうと教授クラス。」
曽我
「凄い。すみません。めちゃめちゃ驚いちゃった。」
冨田
「うちの息子は中医師なんですね。彼もだから治療できますし。大学の先生やりながら治療もしています。」
曽我
「えぇ、凄い。そうかアメリカでしたっけ先生のところ。」
冨田
「アメリカのね、サンノーゼってね、ITのメッカですけど、そっからカリフォルニアに中医師の学校があるんですね。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「その人はそこを出てアメリカの病院の中で鍼灸の治療院をやっているんですけどね。で、その彼女が私のホームページを見て磁気療法を習いたいと。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「メールが着たんです。で、じゃあどうぞって言って、その夏休みに来させようと思って7月に来ちゃったものだから、しょうがない、そこから1週間患者を止めて朝から晩まで教えたんです。で、さすがに3年はアメリカで大学院まで出てたからツボをよくわかっていて、教えたらツボはすぐにわかるわけね。それでまぁだいたいツボに当てますから、私の治療の疾患の症例があるんですけど、その臨床例にそって全部治療例を教えてくれと、ということで1週間で教えたら全部覚えました。」
曽我
「へぇぇ、熱心な方ですね。」
冨田
「で、帰って、アメリカに戻って今までの鍼灸の患者に磁気療法をやったんですね。磁石っていま当てたけどツボって鍼刺さないから痛くないじゃないですか。」
曽我
「全然痛くないですね。見た目的には何にも。巻かれているなぁって感覚だけ。」
冨田
「だから患者さんも怖くないし痛くないし安心感あるでしょ。それで今までの鍼灸の患者さんが全員磁石に変わっちゃった。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「言ってきました。そんなんで、私も中国行って、鍼灸を習ったんですけど、即効性が全然違うんですよ。」
曽我
「へぇっ。そうなんですね。今多分、付けてもらって10分ぐらいなんですけどここだいぶ冷たいです。今。」
冨田
「そうでしょ。」
曽我
「そう。不思議ですね。」
冨田
「気って陰の側がずぅっと上に上がっていく経絡なんですね。で、陽の側が上から下に降りていく経絡なんです。だから出ていくときはこっちから。入っていくときはこっちから。」
曽我
「不思議。」
冨田
「今ね、甲側から出ていくから甲側が冷たくなる。結構温かいですね。」
曽我
「もともと実は体温高い方なんですよ私。36度5分あります。いやでも、先ほどの1個前の動画でツボは1ミリぐらいっていう話をちょっと伺ったんですけども、磁石だと痛くもないし大きいからいいですね。」
冨田
「だからそういう点で、患者さんがね、怖がらないし、当てるだけで楽になるっていくから、終わった後にすごく楽なんですよ。気って邪気って重さがあるものですから、私のところ施術室に水を置いているんですね、邪気って水の中に溜まるんですけど、よく修験道が滝にあたって。ねっ。」
曽我
「なんかこういうイメージの。」
冨田
「あるでしょ。邪気が水の中に逃げるものですから、邪気が逃げて楽になるんですよ。」
曽我
「あれただ辛いことをやってるだけじゃなかったんですね。」
冨田
「だから終わった後、凄いすっきりするんですね。」
曽我
「そうなんですか。あの状況に厳しくても耐えれる為の修行だと思っていた。」
冨田
「そういう風にね見えますけど、実はねすごく楽になる。私ども診療室にこうやって水を置いているんですけど、床にね。邪気って重いから下に落ちるんですけど、その水の中に入るんですね。その水を植木にかけると一発で枯れちゃいますよ。」
曽我
「ちゃんと捨てないとダメなんですね。」
冨田
「そうそう。ですから、そういう意味で邪気に重さがあるのと下に落ちるでしょ、だから邪気が抜けると体が軽くなるんです。」
曽我
「はぁぁ。そうなんですね」
冨田
「実は今ね、磁石を当てる前と当てた時とあなたの体重が変わっているんです。」
曽我
「えっ。そっ、そんなに。そこまで違うんですか。」
冨田
「大体1キロぐらい違います。」
曽我
「そんなに。これはだいぶ今ダイエット界に激震ですよ。絶対に。えぇぇ。」
冨田
「1キロぐらい。大体1キロ、終わりますと変わりますね。」
曽我
「邪気って重いんですねそんなに。目に見えないくせにそんなに重いんだ。」
冨田
「冷たいし重たい。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「で、まぁ気の話でそういう話をした人、聞いたことないですね。」
曽我
「初めて聞きましたね。」
冨田
「私ぐらいじゃないかなと思いますけど。」
曽我
「凄い。」
冨田
「邪気って冷たいし、生気は暖かいし、邪気には重さがある。そういったことでね。」
曽我
「今これだいたい約20分ぐらい付けて頂いたかと思うんですけど、今これ外したとしたら。」
冨田
「血液採って、電子顕微鏡でみますと、あなたの赤血球ブヮーって下に降りていきます。」
曽我
「見てみたい。」
冨田
「うん。血液検査ってのはホントはね、血液を採取して15分以内に見ないとほとんど意味ないんです。」
曽我
「そうなんですか。」
冨田
「血液が生きている時に見ないとわからないこといっぱいあるんですね。がんになると血液の赤血球の形が変形しますからすぐわかるんです。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「なので今の病院の血液検査っていうのは1週間後とか2週間後とかにもらうでしょ結果。」
曽我
「そうですね。」
冨田
「あれ数しか数えてないんですよ。赤血球の数がいくつだ、白血球がいくつだ。ってね。数しか見てない。形は見てないから、形見たらねすぐにわかるんですよ。」
曽我
「あっ。そうなんですね。」
冨田
「この人風邪ひきそうだなぁってね。ほんとに風邪ひくしそういうのはみんなわかる。」
曽我
「へぇぇ。今私これつけて流してもらってますけど、なんか体の中にも磁場ってのが流れてて、ってのをチラッと伺ったんですけども、実際この磁石をみんながみんな、今観てらっしゃる方がすぐに着けることは難しいかなって思うんですけど、生活の中でなんか取り入れ方ってあったりしますかね。」
冨田
「そうですね、この人間の体っていうのは60兆の細胞があってできていますよね。その細胞を細かく見ていくと、核があってその中に原子があって電子がまわってるんですね。電子がまわると、物理学でいうフレミングの法則でいうとね、電子がまわると電流と磁界が生じる。」
曽我
「こういうやつでしたっけ。」
冨田
「そうそう。電流が生じると同時に磁気が生じる。その磁気が60兆の細胞にみんな磁気が生じてるものですからこの体が磁石になっちゃってるわけ。磁場ができている。」
曽我
「あぁ、そうか。そうですね。確かに。」
冨田
「そういう意味で、地球も磁場がありますから北極から南極へ、南極から北極へって、いうこういうね、磁気の流れがあって、人間の体が磁石になるとN極S極ができるわけです。」
曽我
「あぁ、そう、そういうことですね。確かに。」
冨田
「足がN、あのぉS極で頭がN極。そうすると、待って。頭がS極。」
曽我
「頭がS。はい。頭がS。」
冨田
「だから、southだから南ね。Nはnorthだから北です。南枕で寝ると地球の磁場と、もろにぶつかるから通常の磁石ですと反発しますよね。そうすると体の中の磁場が乱れる。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「その為に、私のとこ来る患者さんは難病患者の人、ほとんどが南枕です。毎月のようにがん患者が来ますけどその人たちほとんどが南枕で寝ていますね。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「ですから北枕で寝るとグッと楽になる。睡眠の質が変わってよく眠れますし、体にとって北枕はとってもいいんですね。日本では古い習慣があって、死んだら北枕っていうね。」
曽我
「そうですね。なんとなく。」
冨田
「そういうことがあるので、みんな北枕は嫌がっている。特にお年寄りは嫌がるんですね。」
曽我
「あぁぁ、なんとなく。」
冨田
「だけど、なんで北枕に、死んだら北枕にするのか知らないでしょ。」
曽我
「亡くなった方を北に寝かせるから。までしか知らないです。」
冨田
「そうそうそう。なぜそうするかを知らないから嫌がってるわけですけど、お釈迦さんが亡くなった時に、これお経に書いてあるんですけど頭北西面って、頭北で面ってつらですからね、顔は西向いて亡くなったんですね。ですから、お釈迦さんが仏さんだから、死んだ人が仏になられるようにって北枕にするんですけど、お釈迦さんは6年間の修行の果てに最後悟って仏になったわけです。悟らないで北向いただけで仏になれるわけじゃないんでね。」
曽我
「そうですね。」
冨田
「だから、生きてるうちからやらないとダメなんです。」
曽我
「確かに。」
冨田
「だからそういう意味で縁起が悪いっていう風に思わないことですね。縁起がいいんだと。そういう風に思ったほうがいいですね。実際に寝てみたらすぐにわかりますよ。小さい子はね非常に感覚が鋭いので、北枕にするとぐずってる子でもすぐに寝てしまいますよね。ですからやればすぐわかります。」
曽我
「へぇぇ。なんか結構うちの子寝相悪いのよ。みたいな感じで、起きたら頭と、枕の方に足があるみたいなのって、実は子供はいい感じのほうに自分で向いてるのかもしれないですよね。寝相とかじゃなくって。」
冨田
「前ね、横浜の方から来た若いママさんがね、うちの子は寝相が悪くて朝起きるといつも足の方に頭があるのよ。って。それはね正しい寝方なんですよって。その方はねがんなんですよ。あなたは南枕で寝ていたからこういう疾患になったんですよって。あなたがお子さんに合わせて北枕にしないとだめですよ。って言ったんです。実際にそういうことってたくさんうち症例ありますから。ですからまずは北枕でお休みになることが大事ですね。」
曽我
「あっ、なるほど。」
冨田
「それから、こう、気の流れがありますから男が右、女が左。こういう位置がいいですね。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「これ逆になると気持ち悪いんです。お互いに」
曽我
「はぁぁ。」
冨田
「やっぱりそれはすぐにわかる。ねっ。気と磁気の非常に密接な関係がありますから、そういう意味で北枕ってのがとっても大事。」
曽我
「へぇぇ。そうですね。なんかまぁこの北枕ぐらいなら知ってたらすぐに取り入れやすいと思いますので是非見ている方は北枕にしてみていただければと思います。
今日はですね中医学から考える磁気療法というところでこのゼロ磁場の話や磁気療法北枕の話を伺いました。冨田先生ありがとうございました。」
冨田
「どうもありがとうございます。」
第3回 中医学と温熱療法
曽我
「中医学と温熱療法というところで、まぁ特に温めることと、中医学についてお伺いをしていきます。冨田先生よろしくお願いします。」
冨田
「はい。中医学で健康維持をするために必要なことっていうのは体温を上げること。血液を順調に流すこと。この2つなんですね。ですから逆をやると血液が汚れると、或いは体温が下がると疾患が起きる。ということなんですね。ですから、体を温めるというのはまず大事なんですね。温めるのにどういうことが起きるかというと、さっき言った人間の六臓六腑はね、全部熱エネルギーで動いているんです。」
曽我
「あぁぁ。なるほど」
冨田
「ですから内臓を温めることが免疫力を上げるし、内臓の働きが活発になる。ということなんですね。ですから、熱ってのはとても大事なんです。熱が不足するとだいたい病気になるんです。」
曽我
「熱エネルギーで動いているって言われると、確かになっていう風にすごく思いました。」
冨田
「自分の内臓はおいしいものを欲しがっているわけじゃないんです。熱を欲しがっているわけです。」
曽我
「はぁ。」
冨田
「だから熱を奪ってしまうと体のほうは内臓が動かなくなってきて。疾患が起きてしまうんです。」
曽我
「はぁぁ。」
冨田
「どの臓器も熱を加えることによって蠕動運動って、ミミズが這うような運動をしているんですね。ですから熱を加えることがまず大事。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「ですから、とにかく体を冷やさないようにするっていうよりも、むしろ温めるっていうことが大事なんです。それが体にとってはとっても良いことなんですよね。」
曽我
「なんか、見ている方で男性も女性もいらっしゃると思うんですけど、よく女性の方だと冷えに悩んでいたりとか、ちょっと前に流行ったのかな、冷え取りとか、そういうので関心が高い方もいるとは思うんですけど。」
冨田
「そうですね。」
曽我
「例えば男女とかでそういう、男性の方が冷えやすいとか女性の方が冷えやすいとかあったりするんですか。」
冨田
「女性はほらだいたい今、ズボンの人とかいたりしますけどスカート履いたり、利用上の問題でね、薄いソックスで、ストッキングか。」
曽我
「そうですね。」
冨田
「ストッキングでハイヒール履いたりしてね、いるでしょ。ですと、足がどんどん冷えちゃうんですね。」
曽我
「確かに。絶対スカート。ズボンだったら守られていますけどスカートだと外ですもんね。」
冨田
「ね。ですからあの、女性のほうが冷やしやすいんですね。そういう意味で男性はズボン履いているからね、一応ね。女性よりは暖かいのかな。」
曽我
「男性もそういうズボンじゃなくスカートを履く社会だったら男性も冷えに悩むかもしれない。」
冨田
「そうそうそうそう。そういう意味で、特に冷えるっていうことはね女性の代名詞みたいになっちゃってますけど、男性でも冷える人は本当に具合悪くなりますし、私の所に前に来た患者さんね、新しい本社ビル建てて、コンクリートってね、ほんとにね固まるまで7年ぐらいかかるんですよ。」
曽我
「えっ。そうなんですか。そんなにかかるんですか。」
冨田
「そう。できたばっかりのビルでね、地下で働いていてる人はみんなぎっくり腰になってうちに来るんですよ。でもうその人たちしょうがないから私が足裏にホカロン貼りなさいって。
ホカロン貼ってだんだんぎっくり腰来なくなったんですけど、足を冷やすと腎臓膀胱すぐに冷えちゃうんです。腎臓背中にあるでしょ。ここが冷えて腎臓の外側に背筋があるから背筋が一斉に冷えちゃうんですね。そうすると筋肉も冷えたら固くなるんですよ。ですから柔軟性がなくなるもんですから、体を曲げたりしたとき戻らなくなっちゃう。それがぎっくり腰になる。」
曽我
「繋がっているんですね。」
冨田
「そうそう。だからね、いかに熱が大事かっていうことなんですね。」
曽我
「はい。」
冨田
「私は治療でこういう温熱のコテを使っているんです。」
曽我
「これは実際に先生の施療院で使われているコテ。」
冨田
「そうなんです。だからね、例えばあなた肝臓気にしてましたから、肝臓にこうやって当てます。」
曽我
「あっ。気持ちいいです。」
冨田
「気持ちいいでしょ。ここが本当に悪かったらすぐに熱いんです。」
曽我
「あっよかった。肝臓弱かったらもう私お酒飲めないですもんね。」
冨田
「そうですね。」
曽我
「飲みます。」
冨田
「乳がんの人ここに当てるとすぐにわかります。ここ当てるとね。がんの人は5秒以内に熱いですよ。」
曽我
「えぇぇ。そうなんですか。」
冨田
「ですから、乳がん検診とかがん検診とかこれやればすぐにわかる。そういう人すぐにわかる。」
曽我
「あちっ。ってなっちゃうんですか。へぇ。」
冨田
「あと背中に副腎というのがあるでしょ。ここをよく暖めると、ここが活発に動くようになるとリンパのコントロールをするようになるし、副腎をコントロールするようになる。あっ、副腎がステロイド出せるようになるし、ホルモンバランスもコントロールするようになるし、コルチゾールっていうストレス解消ホルモン出したり、アルディステロンという血液中の塩分をコントロールするホルモン出したり、アドレナリン出したりそういういろんな働きをしているんです、ここが。」
曽我
「そんなところが。」
冨田
「ここがね、背中に二か所あるんですけどそこに熱を入れると、ここがしっかり働きだすと元気になるんです。ここが逆にすぐ熱い人っていうのはここが凝っている。左の肩甲骨の内側凝る人はイライラが起きるんです。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「だからうつ病の人はみんなここが弱っている。」
曽我
「あっ、そうなんですね。」
冨田
「ここが凝る。ここが凝る人はホントにいつもヒステリックにイライラしている人が多いの。」
曽我
「じゃぁイライラしている人にこの辺温めてあげたら。」
冨田
「そうそうそう。ホント楽になる。ここ温めたら。そこ、副腎が弱ったりしたら、今この副腎っていうのは今の医学じゃ治せないんですよ。」
曽我
「そうなんですか。」
冨田
「だからそこはね、要するに内臓は熱加えたらみんな動くから。だから副腎も働くようになるんです。」
曽我
「変なこと言ってる、っていうか、あれか。」
冨田
「薬飲むんじゃない。熱するんです。」
曽我
「そうですよね。」
冨田
「だから皆さん勘違いしてるんですね。疾患起きちゃったらすぐに薬なっちゃう人いるでしょ。薬で治るわけじゃないんです。だから今、最近私のところにお医者さんが治療を受けに来るんですけど、なんでウチくるのって言ったら病院は対症療法ですから治らないからこっちに来たんですって。言う人多いんです。」
曽我
「お医者さんが。」
冨田
「うん。だから要するに対症療法っていうのは現在の症状をなんとか抑えようとする仕事なのね。症状をなんとか抑える。ところが中医学っていうのは元を治そう。なんでここが凝るのか、なんでイライラしているのか、その元がどこにあるのか。この副腎っていうのを治せばそれが全部懐柔できる。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「だからちゃんと六臓六腑をちゃんと健全にしたらほとんどの疾患が消えてしまう。だから極端に言うと膝が痛いのも内臓疾患なんです。」
曽我
「えっ。なんか意外過ぎて。」
冨田
「肩凝りも内臓疾患。肩ここ凝る人ね。」
曽我
「私肩凝る人です。」
冨田
「ここね、揉んでも取れないんですよ。揉んでも明日になったらまた凝ってるわけね。ここは胃が悪い所なの。だから胃をね、活発にしてあげたらここの凝りは無くなっちゃう。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「凄いでしょ。」
曽我
「胃を温めたほうがいいのか。」
冨田
「ここも胃が悪いと凝るのね。脾臓が悪いとここが凝る。ここ下の血圧が狂ってるとここが凝る。上の血圧が狂ってるとこっちが凝る。血圧をコントロールしてるのが脾臓なんですね。ここもね、薬がないんですよ。だから今の医学だと治せない。血圧は、私は上の血圧と下の血圧だけいじくる事ができるんですけど。」
曽我
「へぇぇ。凄いですね。へぇぇ。」
冨田
「今の医学ではできないんです。そこを治せないから。」
曽我
「はぁぁ。そうですよね。血圧のコントロールみたいなのって難しいって言うのは何となく食事ぐらいしかできないのかと思っていました。」
冨田
「ここに熱入れたら、脾臓に熱入れたらここちゃんと働くようになって、血圧自動的にコントロールできるようになる。」
曽我
「えぇ、絶対血圧で悩んでる人もいっぱいいますよね。」
冨田
「ここの働きです。ここが弱くなりすぎる。」
曽我
「ここ。え、肋骨の」
冨田
「左の肋骨の下のほう。」
曽我
「左の肋骨の下のほう。」
冨田
「そうそう。ここが脾臓。脾臓っていうのはあの生理学的に言うと全身を巡ってきた血液が汚れるでしょ。汚れた血液をここに集めて分解して使える血液を肝臓に送って、ダメな血液を捨てる。そういう働きをしている。そういう働きをしているんですけど、実は血圧のコントロールもしているし、ここで白血球作っている。」
曽我
「ほぉ。免疫みたいなもの。」
冨田
「そうそう。白血球ってリンパ液ですからね。リンパ液作ってる。ここがダメになると白血病になったりもする。」
曽我
「はぁぁ。繋がっているんですね。」
冨田
「ここを治せばかなり解決するんですね。」
曽我
「なんか今いろいろお話伺っていて、凄い繋がってるなと思ったんですけど、なんとなく西洋医学的考え方だと、ここが悪かったらここが悪いし、胃が悪かったら胃が悪いし、みたいな単体で考えがちなんですけど、そんなことないというか全部繋がっているんですね。」
冨田
「そうですね。」
曽我
「へぇぇ。なんか、そのほうが分かりやすいというか。」
冨田
「単体で考えてもいいんですけど。胃が悪い時に胃にこうやって当てると、胃がちゃんと動き出すようになって消化もするようになる。だから胃が痛い人にこうやって当ててると治っちゃうんです。」
曽我
「胃が痛いときにすぐに薬飲むんじゃなくて、とりあえず温めてみたらいい。」
冨田
「そうそうそう。」
曽我
「へぇ。」
冨田
「薬で胃動くと思います。」
曽我
「確かに言われてみたらちょっとおかしいことをやってるんですよね。言われてみたら。」
冨田
「消化不良を起こして胃が痛かったら胃薬飲むでしょ。胃薬は何をするかというと胃を動かすわけじゃなく、胃の内容物を分解しつつ溶かそうという働きをするけど、胃を動かすことはしていないです。」
曽我
「確かに薬で胃は動かないか。」
冨田
「こうやって熱加えると胃は動き出すから。腸に当てると腸が動き出すんです。これ当てると腸閉塞すぐに治っちゃう。20分もすると腸がくぅぅって音して治るの。そしたら腸が動き出すから治っちゃうんです。」
曽我
「はぁぁ。」
冨田
「超簡単です。」
曽我
「なるほど、腸だけに。」
冨田
「私とこがん患者ね、がん細胞も熱にね、42.5度で死にますから、すい臓がんの人はここに当てる。胃がんの人は胃に当てる。腸の人は腸に当てる。こうやると治っていきます。がん細胞は死んでいきますから。私の父もすい臓がんで80歳の時にね、お医者さん行ったら、もうお年ですから抗がん剤使うとかえって苦しみますからそっとしときますけど、あと2か月ですよ。って、こう宣告されたわけ。その時に、ここに毎日ね、熱を入れなさい。最初当てたら5秒であちっ。それがよくなってきたら20秒以上もつようになるからね、そうなるまで毎日やるんですよ。1日最低2回はやってねって。言っといたの。そしたら2ヶ月目に一緒に行ったらがんが消えていました。9年生きます。そこからね。89まで。髪の毛も抜けないし。そういう意味では熱がいかに大事かなんですね。」
曽我
「ちなみに髪の毛を抜けないようにしたい時って絶対関心高い方いるだろうと思うんですけど、どこを温めたらいいんですか。」
冨田
「髪の毛はね腎臓なんですね。」
曽我
「腎臓。絶対知りたい人いる。絶対。」
冨田
「腎臓ってね、背中の肩甲骨のすぐ下。」
曽我
「これ脱いだほうがわかりやすい。これは見てる人のおまけで、私よりも多分絶対気になる男性がいっぱいいるんじゃないかな。」
冨田
「髪の毛ね。腎臓にものすごい関係しているんですね。背中の肩甲骨のすぐ下。ここ右は肝臓があるんですね。左ここ副腎。その下が腎臓なんです。ここがね、腎臓。右のほうがちょっと下がっている。肝臓が間に入っているもんだから右はちょっと腎臓下にあるんですね。で、ここによく熱を入れることです。ここに熱を入れることによって、腎臓は動き出すと髪の毛にとってもいいんです。昔ニューヨークから貿易センタービルに飛行機が突っ込んだことありますよね。あの時ブロードウェイでダンスしていたダンサーが、日本人のダンサーですけど、スポンサーがみんな降りちゃったもので仕事がなくなっちゃったの。そしたら円形脱毛ができて頭に4センチぐらいの、直径4センチぐらいの円形脱毛が3つできたのね。」
曽我
「えぇぇ。」
冨田
「それで、写メでね、僕のとこに送ってきたわけですよ。これ治りますかっていうから、いやぁやったことないけどやってみようか。ってね。でまぁ腎臓治せばいいってのわかってたから腎臓をよく治療してあげたら綺麗に治りましたよ。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「で、またニューヨーク帰っていったんですけど、そういう意味で腎臓っていうのはとっても大事。ここはね、足裏冷やすとすぐに冷えちゃうんです。足裏冷やすとここが冷えてここが働かなくなってしまうために、抜け毛の原因になったりするんですね。だから足裏を温めるってことはとっても大事。」
曽我
「なるほど。是非知りたい方もいるでしょう。腎臓を温めてみて下さい。」
冨田
「ここをよく熱を入れること、それと同時に足裏をよく温めることが大事。」
曽我
「なんか、あと家庭でやれることとしてはお風呂とか。」
冨田
「そうですね。」
曽我
「その辺だと、なんかいい入り方があるって聞いたんですけど。」
冨田
「あの、お風呂に入る入り方がまた問題なんですけど。我々が子供の時はね、肩まで入って100数えてから出ろ。なんてねよく言われていたんですけど、実際には肩まで入ったらダメなんです。」
曽我
「ダメなんですか。」
冨田
「肩まで入ったら胸まで入ると体冷えるんです。ちょっとそれがね、意外でしょ。」
曽我
「意外。いっぱい入ったほうが温まる気がしちゃうんですけど。」
冨田
「そうなんですよ。ところが実はここに肺があるんですね。肺が一番内蔵では上にあるんです。ここが温まると汗が出るんです。ここ肺って中は空気ですから温めたらすぐ温まっちゃうんですこれ。ところがこっちの内臓は1回冷えたらちょっとやそっとじゃ温まらないんです。ですからここは中、空気ですから風船みたいなものだから温めたらすぐ温まっちゃうんです。ここが温まると汗が出るんです。汗って体温を下げるために出ますから、汗が出て風呂を出ちゃうとそっから一気に体温がざぁぁって下がってくるんですね。その時点でまだこっち、内臓は冷たいんです。こっち冷たいわけ。」
曽我
「なるほど。」
冨田
「それでこの冷たいうちに出ちゃうから一気に体温が下がって湯冷めしちゃう。」
曽我
「湯冷めってそういうこと。」
冨田
「湯冷めするでしょ。」
曽我
「はい。」
冨田
「ところがおへそまでのお湯でよーく内臓温めて、熱って上に上がっていきますからね、内臓をよく温めたらその熱が段々上に上がってきて、しまいにこの肺まで来たら汗が出るんです。そうすると風呂出ても湯冷めしないんです。こっちは温まりにくいけど温まったら冷めにくいんです。」
曽我
「はぁ。なるほど。」
冨田
「ですからそういう入り方するとよく眠れますしね。ただ今、冬場だから、冬場はおへそまでだと寒くてできないと思う人多いでしょ。背筋にお湯をかけると、自律神経通ってますので、ここをよく温めると全然寒くないんですね。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「ですからよく、背筋をお湯に入れて温まって、それでおへそまでのお湯にやるともう効果があります。」
曽我
「はぁ、なるほど。」
冨田
「それでね、あの内臓がうんと冷えている人は1時間近く汗出ない人あるんです。」
曽我
「お風呂に浸かっていても。」
冨田
「腰湯でね入っていると。でも私この年で70でね、10分で汗出るんですよ。」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「腰湯で。そういう風にね、絶えず内臓温めてると汗すぐに出るようになる。胸までに入ったりすると、心臓温めるとのぼせますから。急に血行よくなっちゃうからのぼせるんですよ。で、肺温めたらさっき言ったでしょ。そういう入り方しないで腰までのお湯で入る。」
曽我
「へぇぇなるほど。逆に自分が冷えているバロメーターにもなりそうですね。」
冨田
「うんと冷えている人はねホントね1時間以上汗出ない人ありましけど、毎日やったらどんどん汗出る時間早くなりますから。」
曽我
「それで、もちろん汗出る時間早くなっていったほうが健康にもいいっていう。」
冨田
「だから20分以内に汗出るようになるとあっちこっち背中痛かったり肩凝ったりそういうのなくなっちゃいますよ。」
曽我
「そうか。それはたぶん家庭でも一番取り入れやすいと思うので是非やってもらいましょう。」
冨田
「そうですね。それを習慣にするということですね。」
曽我
「今日もいろいろと有益な話を伺うことができました。今回はですね中医学と温熱療法というところで内臓を温めることですとか、いろいろ家庭でできることを冨田先生に伺いました。ありがとうございます。」
第4回 中医学から考えるがん治療
曽我
今回はですね、特に実際に中医学で治療された方のお話ですとか、特にこの動画を見てらっしゃる方でがん関連とかそこら辺に関心が高い方もいらっしゃるかなと思いますので、中医学から考えるがん治療というところで、お話伺っていきます!冨田先生よろしくお願いします!
冨田
「私のところでは…
いろんな患者さん見えますけど、がんの患者さんだからと言って難しい事をするかっていうと、全くそんなことなくて中医学から見たら、風邪の治療もがん治療も同じなんですね。」
曽我
「へぇぇぇ!!」
冨田
「ただやることは同じなのですけど、反応が違うっていうことはありますけどね。がん患者だから特別なことするかっていうとそういう事もしないし、風邪でもインフルエンザでも、うちへ来る人はいます。それも簡単に言うと違うんですよね。」
曽我
「うん。」
冨田
「今風邪治せたらノーベル賞ものなんですよ。(笑)」
曽我さん
「えぇ!!そうなんですか!(驚)」
冨田
「そうなんですよ。治せないんです。(笑)
症状は取るんですけどね。咳を取るとか、熱下げるとか、そういうことはできるんですけど、治るわけじゃないんですよ。」
冨田
「がんの人ってねぇ、私一昨年気がついたんですけど…
(自分が)がんだと先生治して!ってくる人が結構いるんですよ。」
曾我
「はい。」
冨田
「昔はね、うちで任せとけぇ!なんつってね(笑
曽我
「ふふふ(笑)」
冨田
「けど違った。
がんの人はね、自分が治す気だったら治るのも早いんですよ。」
曽我
「へえ。」
冨田
「それは一昨年横浜のがんセンターから直行してうちに来た人がいるんですけど、僕はその人にね、あなたが作った病気ですよってね。あなたが治せば治りますけど私がやったら治らないよって言ったのね。」
曽我
「はい。」
冨田
「え!?って顔してたけど…(笑)」
曽我
「そうですよね。(笑) なんかそんなこと初めて言われたみたいになりますよね。(笑)」
冨田
「それでね、治し方を今日教えますからね。だから家帰ってね、毎日やってください。
1日2回は熱入れてくださいね。がん細胞って熱に弱いですからね。
横浜のがんセンターでは、ほっとけば3か月。抗がん剤のお薬飲んでも6ヶ月って…」
曽我
「ええ!!むちゃくちゃ末期ですね(驚)」
冨田
「うん。スキルス性の胃がんだから手術できない。」
曽我
「進行が早いみたいな。」
冨田
「そう言われたんだそうです。でうちへ来た時に私は自分で治すんですよ。治し方今から教えますからねって。」
曽我
「熱入れるやつですね!」
冨田
「そう熱入れるやつ
でさっきの答えのみぞおちのところがちゃーんと熱かったわけ。」
曽我さん
「へぇぇぇ」
冨田
「特にがんのあるところに当ててると極端に熱いんです。
僕は暖かくて気持ちいいくらいなんだけどそこはちゃんと暖かいんですよ。
でこんなになっているガンをね1日最低2回は熱入れて頂戴ねって言って帰しちゃった
の。」
曽我
「はい。」
冨田
「翌週になったら治っちゃったの。その人またがんセンター行ってきたんですよ。そしたらもう来ないでくださいって。」
曽我
「それは手の施しようがないというかいう意味ではなく…」
冨田
「やる事ないから…(笑)」
曽我
「ええええぇぇぇぇぇ!!!!(驚嘆)」
冨田
「ただし、近所のクリニックでもいいですから、時々検診を行ってくださいねって言われたそう。 だからもう手術できないと言われる患者さんそういった人が治ってしまう。、その人に自分で治したんだよ。」
冨田
「ただね、その人ね体温が35度台だったんですよ。」
曽我
「あ、低体温だったんですね!」
冨田
「その人相談に応じてうちを調べたんですけど、来る最中にタブレットでうちのホームページで調べたら、北枕だって出てきて今まで南だったんで北(向き)にしますって(笑)」
「で、体温は?って聞いたら35度でございます。 これじゃね1回治ってもまたすぐなるよって1回治って、体温36度5分以上になるように暖めてください」。
「で、お風呂の入り方を指導した。おへそまのお湯で顔から汗が出るまで入りなさい。」
曽我
「この後、お風呂の入り方を知りたい方は別の動画を見てください。」
冨田
「で、その人に言ったらね 1ヶ月後には37度になってたの。」
曽我
「えぇ!そんなに変わりますかすぐに!(笑)」
冨田
「毎日やってんでしょうね。何回も。」
曽我
「めちゃめちゃ努力されたんですね。」
冨田
「だって、もう死ぬって言われてるから必死なんですよね、とにかく抗がん剤は飲みたくない、かといってね、そん時は3ヶ月って言われてるから、だからもう私に言われて、ここに熱入れなさいってするしかない。」
「そのご主人にね、もういいじゃないですかって言ったら、いや3ヶ月間見てくださいよっつって、三か月以降着てきてないんですけど、治っちゃいました。」
曽我
「へえええ(驚嘆)」
すい臓がんの話
冨田
「去年、静岡からきたすい臓ガン末期の患者さんの方がいてその人は2か月って言われてて、早く手術しないと死ぬぞって脅されてたの。」
曽我
「そうですよね。お医者さんは言いますよね」
冨田
「その人うちに来てあなたが作って病気ですよって同じ事言ったわけ。そしたら治療で肋骨に内側の柔らかいところ(手を当て確認する)ココが膵臓の治療点なの。そこに熱当てたら4秒で熱くなっちゃったの。あちぃ!!(笑)ってここに熱当てたらいいですよって、1日最低2回は(熱)入れてくださいよって帰したの」
冨田
「(そしたら)先生次いつ来たらいいの?って…
1週間空いちゃうから、いつがいいってこうしてこうして…」(ジェスチャーで説明が始まる)
「…それで3日後だわって言ったら患者さんがその日病院行く日なんですけどって言ってどっちでもいいよって言ったら、こっちきますって言って…」
曽我
「へぇぇえ」
冨田
「それで来たら治ってたんだよ」
曽我
「え?3日で??」
冨田
「3日で…(笑)」
「4日目に医者に言ったらあれぇ…?って。これなら手術しなくていいねって。終わり。」
曽我
「へええぇ(驚)」
冨田
「がん細胞って熱に弱いんですよ」
曽我
「はい」
冨田
「で、その人来た時、慢性膵炎と糖尿病と、膵臓がんです。
慢性膵炎と膵臓がんはすぐ治るけど、糖尿病はちょっと時間かかるよって言ってた。」
「糖尿病はね食生活から来るもんだからさ」
曽我
「そうですよねぇ」
冨田
「習慣病だからね
で、その人はね、何でも医者にかかるそう。 膵臓を治すっていう以前に、食事療法を考えてるわけ食事療法を教える病院があるのねそこで入院しちゃったわけ(笑)」
曽我
「あ、そうなんですね(笑)なるほど…」
冨田
「で、そこへ入院出してなにしてるのかなと思ったら、糖分を取らない食事をするわけですよ。」
「それじゃあ血糖値上がらないに決まってるよね。」
曽我
「うんうん」
冨田
「僕は違うよって。
糖尿を治すのは当分を摂っても血糖値が上がらないようにしなきゃ治ったことにはならないんだよ」
曽我
「確かにそうですね!それは本当だ。」
冨田
「要するに、すい臓を活性化さしてすい臓がちゃんと働いて、インスリンを出して糖分を分解するようにしないと、糖尿は治らないんですよ。」
「だから、すい臓の働きを活性させることは大事。そのためにはすい臓に熱入れることですよ。気の滞りを取ってやる。気が滞っていると動かないから」
「気を流して、膵臓の邪気を抜いて、すい臓が動くようにしてやる。それでこうやって熱をやって、(熱を)加えたらもっとして動くからすい臓が元気になって働き出すから
糖尿病っていうのは消えるんですよと言ってるわけ。」
曽我
「おおおお(驚)」
冨田
「それを、 その人はもう 西洋医学の頭(考え)が抜けないんですよね。だから食事療法をやるんですよ」
「女性なんか1日.5リッター男性だったら2リッター飲むと、1週間目、食事療法しないで普通に食べて、1週間後の血糖値ぐぅっと100ぐらいにさがりますよ。」
「だから、食事療法しちゃうと下がりすぎちゃう」
曽我
「ほおおぉ」
「だからそうやっていくと、糖尿病はちっとも怖くないんですよ。
この間お医者さんがうちに見えた時ときに、先生糖尿病って今の医学でどうやって治すんですかって(聞いたら)、まだおりませんってさ、え?なんで?っつったら、大学で治らないって、教わってるんですって」
曽我
「私も糖尿病ってなったら全く治らないと思ってました。 え?治るんですか?」
冨田
「治るんですよ。簡単に」
曽我
「え!治るんか!(仰天)」
冨田
「かんったんに治りますよ。」
「自分で治せるからね。それをやることが大事。西洋医学的にみると薬漬けになってるけどそんなことはなくてこういう時はやっぱり中医学の方がその人には優しいし、治るし、そういう意味では気の流れや熱ってのが絶えず関係してくるんですよ。」
「風邪だろうがガンだろうが糖尿病だろうがなんでもそう、熱と気とね。これがすごい大事」。
曽我
「ああぁ(納得)」
冨田
「宇宙の流れに逆らわない事、昔は朝太陽が出たら起きてね、働いて、沈んだら家へ帰る。
そういう習慣っていうのが健康にとってとってもいいんですよね。今それを逆やる人がいるから、どうしたって病気が起きちゃう…」
曽我
「確かに…」
冨田
「そうなんです。ですからそういう意味で自然に逆らわないっていうのはとっても大事です。 自然に逆らっても勝てないんですから。(笑)」
曽我
「ふふふ(笑)」
曽我
「実際、西洋医学と中医学の一番違いというか、そのあたりってどの辺になってくるんですかね?」
冨田
「そうですね、中医学の場合は六臓六腑が主体ですから、六臓六腑を治療するっていうのがメインなんですね。それをやることによって、膝が痛いとか肩こりとか。(を治していく)」
「で、中医学ではこの横隔膜を境に、上が上半身で下が下半身(みぞおちの辺りから上が上半身、下が下半身)なんですよ。」
曽我
「下半身長くないですか??(笑)」
冨田
「そう。横隔膜より上にある臓器が、まぁ心臓なんですけど、そこが悪いと疾患は腕に出るんですよ。」
曽我
「はい」
冨田
「で、ここから(横隔膜)下の臓器って言うと、肝臓、脾臓、腎臓。ここの臓器が悪いと疾患が足に出る。だから膝が痛いっていうのは肝臓が悪いのか、脾臓が悪いのか、腎臓が悪いか…」
曽我
「へぇぇ」
冨田
「それに陰陽があるから肝臓と胆のう、脾臓と胃、腎臓とも膀胱。その六つが、どっか悪いと足に痛みが出る。」
曽我
「ほほぉ(納得)」
冨田
「そういうことで、その痛みの原因っての臓器にある、という言い方が中医学にがある」
曽我
「なるほど。」
冨田
「西洋医学や今の医学は居たいところを何とかしよう良いのが西洋医学なんです。
対処療法。いわゆる処置って言うんです。」
「治療っていうのは元を治すから治療って言うんですね」
曽我
「なるほど。」
冨田
「中医学ってのは根本治療なんです。肩こりだって揉んだって(凝りは)残っているわけですよ。」
曽我
「うん。そうですね。」
冨田「だから私のとこで治療すると肩こり1回でしばらく治るんですよ。」
曽我
「へぇ。」
冨田
「それは元を治すから。
だから、胃が悪くても(肩)凝るし、脾臓が悪くても(肩)凝るし、副腎悪かったら、左の肩甲骨凝るし、肝臓が悪かったら、右の肩甲骨凝るし、肺が悪かったらここ(心臓部)凝るし。」
「だから、内臓疾患を司るの。膝が痛いのも内臓疾患だし。そこを治せばもうほとんど痛くなくなるんですよ。」
曽我
「はぁぁぁ。なんか面白いってのが合っているのか分からなですけど(笑)奥が深いですね。」
冨田
「それを分かってこれからの自分の健康に対して注意してもらえば、すぐ薬にで手を出さ
ないでどこが悪かったのかな?、どの臓器が弱ってるのかな?っていうふうに考え方を変えてもらうと…いわゆる薬でで副作用が出たりとかは無くなるから。」
曽我 「はぁぁ。」
冨田
「薬を飲まないで健康になれる方法ですね。そうですね。自然に治すっていうことが大事だと思いますね。」
「昔からね、自分の病気は地球上にあるもので、ほとんど治るって言われている。」
曽我
「へえええ」
冨田
「ただ、根気がないから、続かなくて治らないっていうのがあるんですけど、薬なんかじゃない。石油製品ですから、そういうもの飲んでもね、良くなるってのはあんまりないと思います。」
曽我
「はいはい。」
冨田
「症状は一旦終わることあるかもしれないけど、もう治りはしない。」
曽我
「治療ではない。」
曽我
「今日はどうもありがとうございました。
今までの動画で冨田先生の中医学についてのお話を伺ってきましたが、
今日は、その中でも特に気の流れを体感してみようという方なんです今までのお話の中で、Oリングっていうお話とか気の流れとかいろいろ出てきたかなと思うんですけれども、実際に目に見えないじゃないですか「気」って
ちょっと体験してみよう!ということで、実際にOリング等を使って、
今日は全くの私なんですけどが、体験してみようというコーナーです。でも!動画をご覧の方もやりやすいというのかそういうことを伺いたいと思いますので、冨田先生、よろしくお願いします!」
冨田
「はい。では気の測り方で気を使ったテストっていろいろあるんですけど、中でもOリングっていうのは一番オーソドックスでわかりやすいですね。
こうやってOを作ります。(親指と人差し指で輪っかを作る)
繋いだら、Oリングをぐっと引っ張る(相手に指同士を離れさすように力を入れてもらう)と…」
「イエス、ノーがわかる」
「バチっとついたらイエス(指同士がぐっと繋がったまま)ね、開いちゃうとノー、なので体の中のどっかしらが具合悪いかなって思って、(例えば)肺の右側を調べるとき
(肺がある部分を自分で押しながらOリングを引っ張ってもらう)ここがガチっと入るとここは大丈夫なんですよ。」
曽我
「ほうほう…」
冨田
「そういう意味で、今度はこれを物でもわかるんですよ。こういう薬(錠剤の入った袋)をね。」
曽我
「はい。」
冨田
「これを持ってこれ(薬)が合ってるかどうか、(体に)合ってたらバチっとつく、合わないと開いちゃう。はい!力入れて!」
曽我
「はい! ああ…(指が開いていく)」
曽我
「これなんか不思議なんですよね~。(笑)同じ力なんですよ(笑)」
冨田
「じゃあね、これロイアルゼリー体にいいって言うでしょう(笑)」
曽我
「体に良いって言われているやつですね!(Oリング試してみる)」
曽我
「あ…(指が開く)」
冨田
「合わないってことですね、健康食品が不健康食品だったりするから… はい(青汁を渡す)」
曽我
「ふふ(Oリングが開いていく)」
冨田
「残念です(笑)」
曽我
「結構簡単に開いちゃうんですよね。」
冨田
「まず、全く合わないのは全然力入らないですかね、これ口内炎の薬ですけど、ステロイド入っている。」
曽我
「はい」
冨田
「全然力入らないね。」
曽我
「へえ!!」
冨田「ステロイド合わない。」
曽我
「えーー!処方されることありますけど、私もアトピーだから…。これはなんですか?」
冨田
「これはねアマゾン川流域で自生してるイペっていう、紫の花が咲く、イペっていう木で紫イペって呼んでいるんですけど木の皮です。 薬でもなんでもないです、これサプリでもないの、木の皮削ったものが入っているの」
曽我
「ほう…」
冨田「うん、はい」
曾我
「おおぉ!!(指がバシッと離れない)」
冨田「力入りますね。」
曽我 入りますね!!
冨田
「こういうものがあってる
中見たらわかりますけど、鉛筆削りみたいなのが入っている」
曽我
「へえぇぇ」
冨田
「それ煎じて飲むんですけど、これで合うものを飲まないと、全然意味がない。」
曽我
「これは人によって例えばある人には合うけどある人には合わないっていうのがこれでわかるんですね。」
冨田
「うん」
曽我
「へぇぇ。」
冨田
「いろんなことがわかるんですけれども、そういう能力あるんですよみんな。気っていうのはそういう不思議な力。」
「だからね、絶えず 日常生活で使うというですね。」
曽我
「はい」
冨田
「(曽我がOリング作って引っ張る)力ありますね。そしたら左に回す(Oリングに前で左回りで指を回す)とね、ぐっと力入れてみて」
曽我
「あっ…」
冨田
「ね、力入らないでしょ。力が抜けたの。 左回しにすると気が抜けちゃう。」
曽我
「ほおおお(驚)」
冨田
「うん。トイレの水はみんな左回りなんですよね。汚れが抜けるから。汚れが取れやすいから左に回すの。」
曽我
「はい」
冨田
「ですから、それでもここ(Oリングの前)でも左回すと気持ち悪いんですよ。
ここ右回りすると気持ち悪くないんですよ。不思議だって言うんですよ。」
曽我
「へぇ。不思議だ!」
曽我
「今のだと二人一組だとじゃないとちょっとできないのかなっていう感じなんですけどもこれは…」
冨田
「例えばこうやってもできるわけ(Oリングに自分の指を通して前に押し出す)
合わないと抜けちゃうから(指がOリングを抜けていく)合えばガシッと止まる(抜けていかない)物は見てくれたらいいの。」
曽我
「あ、見るだけでいいんですか?」
冨田
「そうそう」
曽我
「あぁぁ。なんかガチっとしている感じがしますね。」
曽我
「では最後はOリングを何回か体験させていただいたんですけど今回のやり方だけちょっとおさらいしたいと思いまして、まずこれ、Oの字を作ると思うんですけども、どっちの手が良いですかね。」
冨田
「どっちでもいいです。」
曽我
「どっちの手でもいいんですね。」
冨田
「調べたいものをどっちかの手で触って触ってみて」
曽我
「利き手とはもう関係なく…」
冨田
「関係ないです。
ただ利き手の方が強いから、物凄い力がある人とかねこれって、何やっても(Oリングが)開かないけどそういう人はもう指をだんだん変えていく。」
曽我
「この力が入らなさそうな…」
冨田
「強うような人だったたら、初めからこう小指からやって、そうすればすぐに力入らないか、そこで調べられます。」
曽我
「なるほど!輪っかを作るのが大事だそうです。」
冨田
「繋がると気が流れるんですよ。」
曽我
「それではいろんなところに(Oリングが)使えると、ですが今私が伺いきれてないいろんな使い方がきっとあるので、皆さんぜひ試してみたいと思いますいろいろと冨田先生にお話を伺ってきましたので、ぜひ生活の参考にしていただければと思います。
冨田先生、ありがとうございます。」
曽我
全4回にわたって富田先生に中医学についてのお話を伺いました。私もですね実際に温熱療法や、磁器療法を体験してみたんですけれども本当に結構良くなりますし
特にOリングですね、あれって本当に力入れてないんですよ不思議だなと思いつつもしっかり学問としても確立されているものなので、その奥深さを感じました。実際にですね、豊田先生に治療を受けてみたいと思われた方は、冨田先生は高円寺で
新整体治療院という治療院を経営していらっしゃいますんで、是非検索してください。
そうしますとホームページですとか、先生の情報も出てきますので、ぜひそちらもご覧になってみてください!
教えてがんサポートドクターでは、これからも皆様のお役に立つような情報を随時発信していきますので今後ともよろしくお願いします。
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