温める

2017.4.11

内臓を温めると健康に!すぐ実感、腸や肝臓を元気にすることで得られる3つの効果

「なんかお腹の調子が悪い・・・」

「生理痛が重い・・・」

こんなことありますよね。

 

それらは全て内臓が冷えていることが原因かもしれません。

自覚しにくい内臓冷え性も考えられます。

 

逆に言うと、内臓を温めることができれば

  • お腹のゆるみが改善
  • 生理痛の緩和
  • 体温が上がる→免疫力が上がる

と、とても良いことづくしです。

 

この記事では、内臓を温めると健康に!すぐ実感、腸や肝臓を元気にすることで得られる3つの効果を中心に温活について説明しています。その他、冷え性タイプ別チェックによる、自分自身にあった冷え性改善方法、ノンカフェインで内臓を温める飲み物、カイロ、シルクの腹巻、レッグウォーマー、湯たんぽといったお腹を温めるグッズのご紹介まで、総合的に解説しています。

 

お腹、内臓の冷えが気になる、温めたい!

という方は必ず読んで、改善策を実行してください。

 

一般社団法人 温熱療法協会認定

体温管理指導士資格保持者 鈴木健人が解説します。

 

 

1 冷え性タイプ別チェック

冷え性を部位からタイプ別にチェックすると、内蔵型冷え性、四肢末端型冷え性、下半身集中型冷え性、全身型冷え性があります。

それぞれの特徴からご自身の冷え性タイプをチェックして、自分にあった身体の温め方、冷え性改善方法を生活習慣に取り入れてください。

 

1-1 冷え性が体に及ぼす影響

冷え性が体に及ぼす影響について、専門性が高い医療機関団体様がわかりやすくまとめておられました。そちらをまず、ご紹介させて頂きます。

 

免疫力の低下
体温が下がると免疫力も低下するため、かぜを引きやすくなったりさまざまな病気にかかりやすくなります。特に冬はインフルエンザに注意が必要です。

卵巣機能の低下
骨盤内が冷えて血行が悪くなると、卵巣機能が低下し、月経不順を引き起こす原因になるほか、妊娠しにくい体質になることもあります。

内臓機能の低下
体内の温度が低すぎると酵素の働きが悪くなり、食べ物の消化活動が衰えたり、身体機能を保つことが難しくなります。

(出展元:一般社団法人千葉市医師会様)

1-2 内臓型冷え性

内臓型冷え性の方は、

  • 手足よりも、下腹部が冷える
  • お腹にはりを感じる
  • 汗をかきやすい

といった特徴がある人は、内臓型冷え性を疑ってみてください。

内臓型冷え性の原因は、生まれつきの体質に加え、ストレスや食事内容、睡眠の質などによる自律神経の乱れであるケースが目立ちます。

最も気が付きにくく、それでいて、他の冷え性タイプの根本原因や時には大病の原因にもなりやすいのが内蔵型冷え性です。

なので、全般的な温活によって、少しずつ体質を改善していくことがおすすめです。このページをぜひ最後までご覧になって実践してみてください。

 

1-3 四肢末端型冷え性

四肢末端型冷え性の方は、

  • 手足の末端、指先などが冷たい
  • 汗をかきにくい
  • 偏頭痛や肩こりに悩んでいる

といった特徴がある人は、四肢末端型冷え性を疑ってみてください。

四肢末端型冷え性の原因は、手足の末端まで十分な血流が行き渡っていないことです。過度なダイエットや小食習慣、片寄った食事内容などが理由となっているケースが多いです。

なので、決まった内臓を温める食事や飲み物がおすすめです。

 

1-4 下半身集中型冷え性

下半身集中型冷え性の方は、

  • 臀部(でんぶ)、ふくらはぎが張っている
  • 腕や手のひらに比べ、脚やつま先が冷たい
  • 顔はむしろ火照りやすく、汗かき

といった特徴がある人は、下半身集中型冷え性を疑ってみてください。

下半身集中型冷え性の原因は、運動不足による下半身の筋肉不足、長時間着席していることによる血流の悪化であるケースが目立ちます。

なので、ウォーキングや適度なランニング、休憩中のストレッチなどが改善方法になります。

 

1-5 全身型冷え性

全身型冷え性の方は、

  • 季節を問わず、身体が冷たい
  • 日常的にだるさを感じる
  • 自分が冷え性だとは自覚していない

といった特徴がある人は、全身型冷え性を疑ってみてください。

全身型冷え性の原因は乱れた生活習慣による基礎代謝の低下であるケースが目立ちます。

なので、決まった時間帯での睡眠確保など、生活習慣の改善がおすすめです。

 

2 内臓を温めると改善できる3つの効果

内臓は特にお腹周りに集中しています。

なのでお腹を温めると内臓を温めることに直結し、様々な体の不調を改善できます。

 

1-1 免疫力を高める方法として期待

2020年は新型コロナウィルスの影響で、免疫力の向上方法に再び注目が集まっています。

免疫力とは、ウイルス感染、病気の侵入を回避するための生物的な防御力のことです。免疫力を高める方法としては、身体の温度を上げる、特に内臓を温めることが効果的です。

そこで、お腹・内臓・子宮・足・首などの冷え性を改善していこうという温活に取り組む方が増えています。

免疫力を高める方法として、内臓を温めることをおすすめしています。なぜなら、冷え性などで体温が低いと免疫細胞が活発化せず、コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症、風邪などの病気を回避するのに十分な免疫力が保てなくなってしまうからです。

平熱が35度台の人は要注意です。

理想は36.5度以上です。

免疫細胞は体温が高いほど活発になります。

逆に体温が低いと、すぐに風邪をひいたり、疲れが取れなかったりします。

また、ガン細胞は体温が低いほど活発化しますので、大きな病気にもつながってしまいます。

お腹を温めることで免疫力が上がり、ガンへの抵抗力も増します。

2-2 生理痛の改善

スムーズに生理が起こるためには、血流が滞りなくたくさん流れることが必要です。

しかし血行が悪いと子宮に酸素や栄養素が、届かなくなります。

すると「プロスタグランジン」という物質が、脳へ「もっと血を送って!」とサインを出します。

これが生理痛の正体です。

なので、ちゃんと子宮を温めて、血流を良くしておけば痛みは軽くなる、もしくはなくなる、というメカニズムです。

2-3 下痢の改善

身体は、冷えるのを防ごうという防御反応がもともと備わっています。

冷えの原因となる水分を排出しようとする結果が、下痢となって表れているのです。

下痢以外にも、冷えると尿意をもよおすこともありますよね。

水分を出して身体の冷えを食い止める働きをしているので、身体は正しいことをしているんですね。

 

この他にも内臓を温めることで、様々な不調の改善が期待できます。

 

3 お腹を温めるグッズ

防寒具は冬だけのイメージがありますが、現代では夏でもオフィスやお店はエアコンでガンガンに冷えていますし、むしろ夏のほうが冷えている人が多いくらいです。

なので、できれば1年中、腹巻を身に着けてほしいものです。

 

3-1 シルクの腹巻は寝る時も日中もお腹を温めてくれる

腹巻はお腹を冷やさないために必須のアイテムです。

お腹と腰を同時に温めることができるので、筋肉の硬直も防ぎ、腰痛や背中のコリも防いでくれます。

特に腹巻一体型パンツをおすすめします。

シルクの腹巻き

詳細はこちら

おすすめの理由

  • 伸縮性に優れている
  • シルク素材で肌触りが良い
  • 外出時はもちろん、圧迫されないので
  • 就寝時に履いても負担にならない

もちろん、お腹を温め過ぎて、汗をかき・・・それがまた冷えると逆効果なので、着たり脱いだりの温度調整にも気をつけましょう!

 

3-2 お腹を温める遠赤外線腹巻

一般的な綿素材の腹巻は、外からの冷気をシャットアウトし、身体から放出される熱を逃がさない効果があります。遠赤外線腹巻の場合は、それに温める効果が追加されます。

詳しくは、普通の腹巻と遠赤外線腹巻の違いをご覧になって下さい。

 

3-3 レッグウォーマーで足先を温める方法

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれていて、下半身の血流を流すポンプの役割を果たしています。

ふくらはぎを温めることによって、足先など末端まで全身にスムーズに血流が流れるので、当然、内臓の冷え、末端冷え性も解消しやすくなります。

レッグウォーマー

おすすめの理由

  • フリーサイズなので男性の足でも締め付けがきつくない
  • 3足セット(毎日履くものなので数は多い方が嬉しい)
  • 安い

 

今は質の良い腹巻やレッグウォーマーが安く手に入りますので、ぜひ活用してください。

3-4 湯たんぽで末端冷え性改善

特に、末端冷え性の方は、足先が冷たくて良質な睡眠が取りにくい。そのため、睡眠不足から余計に自律神経や血流が悪くなり~と悪循環に陥りやすいものです。

そのような方には、湯たんぽで足先を温めることがおすすめです。

3-5 お腹を温める遠赤外線ドーム

整骨院やがん治療専門病院などでも使用されているような遠赤外線ドームも、現在では家庭でも使いやすいコンパクトサイズの商品があります。

ただし、医療機器認証を取得しているメーカーの商品を選ぶことがポイントになります。

詳しくは、遠赤外線ドームをご覧下さい。

 

4 内臓を改善させる!効果的なカイロの使い方

寒い時にカイロを使う人も多いと思いますが、効果的に身体を温める貼り方をご紹介します。

4-1 肝臓にカイロを貼ろう

肝臓は体中の血液量の30%~50%が流れてきますので、肝臓を温めれば、温まった血液が全身に巡ることになります。

 

新陳代謝がスムーズになる

肝臓では、食品に含まれるたんぱく質が体で利用できる形へと合成されます。

肝臓の働きが高まれば新陳代謝がスムーズに進み体内組織の痛んだ部位が速やかに修復されます。

 

◆解毒作用が高まる

肝臓には解毒作用という重要な働きもあります。

肝臓が正常に働けば、体内に入った薬剤やアルコールなどの有害物質がスムーズに排出されます。

 

体の中心より右側に貼ります。

?

寝る1~2時間前に、30分ほど貼ることをオススメします。

 

湯たんぽに65~70度のお湯を入れて厚手のタオルでくるんで肝臓に当てても良いでしょう。

低温ヤケドに気を付けましょう。

 

4-2 腸にカイロを貼ろう

免疫細胞の7割は腸で作られています。

そして身体全体の6割の免疫細胞が腸に存在しています。

 

◆腸を温めれば免疫力アップ

体内の免疫細胞を効率よく活性化することができるので、腸を温めることは元気な体への近道です。

風邪を引きにくくなったり、便秘、下痢が解消したり、利点がたくさんあります。

 

腸を温めるためにこの部分に、カイロを貼りましょう。

おへそ周りからやや下あたりです。

日中に30分から1時間温めましょう。

4-3 仙骨にカイロを貼って子宮冷え改善!

仙骨にカイロを貼る通称「お尻カイロ」も、オススメの内臓温め方法です。

特に女性の生理痛にも効果が高いので、子宮を温める方法として、ぜひ試してください。

 

この部分にカイロを貼ります。

尾てい骨の少し上です。

日中に30分から1時間温めましょう。

子宮の位置は仙骨のすぐ前にあるため、仙骨を温めると子宮も温まります。

お腹側から温めようとしても、脂肪が邪魔するためなかなか温まりません。

なので、仙骨にカイロを貼ることが、子宮のコンディションを整える一番良い方法なのです。

 

4-4 カイロを貼るときの注意点

下着の上からカイロを貼ると、熱く感じる場合があるので下着の上に腹巻きを着け、その上からカイロを貼るのも良いでしょう。

熱い状態を長時間続けると低温やけどにもなりますので、なるべく直に貼らないでください。

くれぐれも、貼ったまま寝たりしないようにしましょう。

 

5 内臓を温める飲み物、食べ物

内臓を温めるためには、体の芯から温まる飲み物を摂ることもとても大切なことです。

 

5-1 内臓を温める飲み物

白湯がいいって聞くけど、どうして?お茶じゃダメ?

内臓を温めるのに、温かいものを飲むのはとても良いことです。なので、温かいものであれば基本的に悪いということはありません。

しかし、ココアやルイボスティーなどのお茶にはカフェインなど、様々な成分が含まれます。

それらが温性か冷性かという問題もありますし、成分吸収のために身体がエネルギーを使ってしまうという問題もあります。

なので、スムーズに老廃物を流したりデトックスするのには、白湯のほうが適しているといえます。

また、お茶でも緑茶やジャスミン茶など、カフェインが多いものよりも、ノンカフェインの麦茶やカフェインが少ないほうじ茶の方が身体を温めやすいということになります。

白湯は水を沸騰させてから冷ましただけの簡単なものです。

これで身体を温めたりデトックスができるのですから、優れものですよね。

5-2 温まる食べ物、冷やす食べ物

挙げていけばキリがありませんが、よく日本人が食べる物をまとめましたのでチェックしてみてください。

食べ物には身体を温めるものと冷やすものがあります。

 

温める食べもの

  • 冬が旬の野菜
  • 寒い地域でとれるもの
  • 地面の下にできる野菜

野菜: ショウガ、にんじん、ごぼう、たまねぎ、大根

果物:りんご、桃、ぶどう、さくらんぼ

魚介類:さけ、さんま、まぐろ、エビ

 

冷やす食べもの

  • 夏が旬の野菜
  • 南国でとれるもの
  • 地面の上にできる

野菜:レタス、キャベツ、ほうれんそう、キュウリ、トマト

果物:バナナ、パイナップル、マンゴー、メロン

魚介類:うなぎ、しじみ、あさり、ウニ

神経質になる必要はありませんが

なるべく身体を温めるものから食べましょう。

 

詳しくはこちらの記事にも記載してありますので

ご覧ください↓

免疫力アップ!食材11選の簡単レシピをご紹介!家族で健康・笑顔に

 

5-3 漢方薬から考える内臓冷え対策

市販されている漢方薬の7割に含まれているショウガは、内臓冷えを撃退するのには効果的な食材です。身体を芯から温めるには必須の食材と言えます。

  • ショウガ紅茶
  • ショウガココア
  • ショウガチャーハン

がオススメです。

 

その他スープに混ぜたり、和え物にプラスしたりと、手軽に摂取できるのも嬉しいですね。

 

6 内臓を温める運動

免疫力アップトレーニング
内臓を温める運動としてもおすすめ。運動不足解消と免疫力アップが期待できる簡単トレーニングです。
(出展元:日本赤十字社熊本健康管理センター様のYOUTUBEチャンネル

内臓を温める運動。出展元:日本赤十字社熊本健康管理センター様

 

まとめ

内臓(お腹周り)を温めることは健康に欠かせません。

平熱が低かったり、ちょっとお腹がゆるいぐらいでは危機感を持たない人がほとんどですよね。

しかし、様々な不調、大きな病気につながる可能性がありますので、ぜひ今日から内臓の温めに取り組んでみてください。

難しいことも、お金がかかることもほとんどありません。

この記事が少しでも健康のお役に立てることができれば幸いです。

遠赤外線で内臓を温める

内臓を温めることに関心が強い方の中には、肝臓・腎臓の病気やがんなど、内臓系の病気、あるいは冷え性、肩こり、腰痛、不眠症などの体調不良にお悩みの方もたくさんおられます。

 

ではなぜ、そのような病気や体調不良が起こるのでしょうか?

 

それは血液の流れが悪いからだと言えます。

内臓を温める|遠赤外線|遠赤王日だまり

血液の流れが悪いと、体の様々な箇所に不調が生じます。

根本的に治すには血流を良くして、血行を改善することが第一歩。

血流を良くするには、遠赤外線で身体を温めることが効果的です。

『遠赤外線製品っていっぱいあるけど、どれを選べばいいの?』

そこでオススメの遠赤外線製品が、医療機器認証を取得しているメーカーが発売している

遠赤王シリーズ』です。

さらにその中でもオススメの商品が、ドーム型遠赤外線機器『日だまり』なのです。

  • 遠赤王「日だまり」はがん治療専門病院や整骨院などでも使用されています。
  • がん患者様が身体を温めるために使用されています。
  • コンパクトサイズなので気になるところを温めることができます。

この「日だまり」は累計販売数2,000台を突破しています。

SNSで最新情報をチェック

コメント