がんほっとけん

2020.3.10

「がん治療設計ノート」から学ぶ 第1回前編&後編 書き起こし

 

 

前編

 

曽我 

 

「この動画を見ていらっしゃる方は、温熱免疫アッププログラムを始められていると思いますが

今日はそのプログラムに付いております。

「がん治療設計ノート」の使い方を中村先生にお伺いしていきたいと思いますので

中村先生、よろしくお願いします。」

 

 

 

中村

 

「よろしくお願いします。

みなさんこんにちわ~、よろしくお願いします。

 

この「がん治療設計ノート」は、ガンの患者さんが自分で管理しなきゃいけない情報を

この中でまとめていただく、という事で作ったものです。

 

では最初から、1ページずつ見ていきます。

 

最初はこういう説明書きみたいなのが書いてありますけども、

ここのポイントはですね

 

自分で、ガンを克服していく際に

お医者さんに任せるという部分はありますけども

 

お医者さんの技術を利用する、という事と、

自分でも、食事とか、さらに治療法を選択していくとか

あと、お金の管理をするとか

 

そういう事が、

どうしても必要となってきますので

 

その情報をどうやって整理したらいいのか?という事を

考えましょう、という内容になっています。

 

ここにちょっと

また別の機会にご説明する事もあると思いますが

 

ガンサバイバーの方々が、どうやって乗り越えたか。

それの10か条がまとめられています。

 

これ見ていただくと

ガンの、乗り越えるという一番のポイントはですね

 

お医者さんでもなく、技術でもなく

自分のね、意識だとか考え方だと

という事がここにまとめられてますので

ぜひ、自分が強い意志をもってこのガンを乗り越えるんだ

 

という事が、一番ポイントだという事を、どういうところを気にしたら良いのかという所をまとめてありますので

まずここを見ていただいて

 

じゃぁ、自分でそのガンを克服してみようか、と。

じゃぁ、どういう風に情報を整理したらいいんだろうか?と

 

という気持ちでですね、このノートを活用していただければという事になっております。

よろしいでしょうか?」

 

 

 

 

曽我

「それでは、早速ですね、このガンノートの、開いて一枚目ですね

3ページ目からの使い方をお伺いしていきます

 

ここはもうお名前とかを書く風になっていますけど、どういった感じで使っていくものですか?

先生に書いてもらうものですか?」

 

 

中村

「えっとですね。これ、ご自身で使っている分には、自分のことだって分かりますけども

誰のノートか分かるようにまず名前、生年月日。

あと、ご自身の手元から離れちゃったときにですね

このノートが誰のものなのか、または連絡をだれにしたら良いのか?という事が分かることが

どの手帳でも同じですけど、書いておきましょうという事です。

 

で、一番最初にですね、まずガンと診断される場面があるわけなんですけども

 

病院の先生が、疑わしいと、いう所から精密検査をして

精密検査の結果をお伝えするという場面がありますが、

 

たいていの場合ですね、

精密検査をして、たぶんガンじゃないんじゃないの?と

今日は嬉しいニュースを聞いて、帰れるんじゃないかという

期待で来るかた結構多いと思うんですよね

 

それで診察室に入ったときに、

いきなりもう、ガンだと言われたと、いう事で

頭が真っ白くなっちゃって、

 

そのあとですね、先生は一生懸命、どこにガンがあって

画像診断上、ここに、こう異常所見がありますよね?と、

で、血液検査もこういうデータです

さらに、病理、という

細胞を取ってきて、専門に見る先生のレポートがこういう風になっています。と、

 

という事を、手短にと言いますか

ガンだという事を、しっかり納得していただくための説明を

3分から5分くらいで、してくれてるはずなんですけども

 

頭真っ白になってるとですね、

 

難しい話、難しい聞いたことがない言葉、なので

まったく記憶に残らないまま、その時間が過ぎてしまうと

 

次の診察の予約を取ってくださいねと言って

診察室を出てしまいますと、

ガンだと言われた事だけは記憶に残ってますけど

その時に先生が色々言ってくれた事をですね、

まったく情報として持ち帰れていませんので

 

ご家族の方に相談したり、または知り合いの詳しい方に聞こうと思ったときに

 

ガンだって言われたんだけど、という事を言ったとするとですね

 

どういうガンだったの?とか

病院の先生は、それは急いだほうが良いと言ったの?とか

いろんな質問を周りの人はしたいわけなんですけど

 

全然答えられないと、いうことになっちゃいますので

 

まずですね、この3ページ目は

その診察室を出るまえに、この情報は全部押さえておきましょうと、いう項目です。

 

(※録音機器でお医者さんの話を録音しておくこともおすすめです)

 

まずですね、病名をしっかり押さえましょう。という事ですね。

 

肺がんと言えば、肺の事だとわかりますけれど

肺の、例えば、腺がんだとか、扁平上皮癌だとか

ま、そこまで詳しく先生がもし言ってくれてるんだったらそれも書いていくという

 

放射線が、例えば効きやすいとか、抗がん剤が効きやすいとか

というような事の、ヒントにもなります。

 

原発なのか、その肺だけにあるのか

これが、例えば大腸がんからの転移なのか

前立腺がんからの転移なのかって

 

そういう事も言ってくれますので、それも書いて

 

初発の場合は、ま、初発なんですけど

再発。ガンが治って、しばらくしてからですね

 

数年経ってからも言われることありますので

 

再発なのか、どうか

また新たにガンができたのかどうか、というような事も確認しといた方が良いですね

 

で、この細胞診・生検ってのありますが、

ここが、病理の専門家の、ようするに、細胞を見た印象。

まぁ、アナログですけれども

そのレポートが先生の手元にきてますので、

高分化・中分化・低分化

分化という言葉を使いますが、

わかります?」

 

曽我

「全然聞いたことないですね。

これは、どういう事ですか?」

 

 

中村

「分化っていうのはですね、私たち

赤ちゃんから今、大人になってますけども

赤ちゃんの時って、細胞分裂どんどんその、激しいですよね?

で、ようするにどんどん大人になっていく過程の時は、

分裂が非常に勢いがあるという事なんですよね

 

で、がん細胞も、これから大きくなっていく、というような時は

この低分化という言い方をします。」

 

 

曽我

「ほぉ。これから大きくなる時が、低分化なんですね」

 

 

中村

「低分化です。

 

ある程度成熟して、大人になっているような形で現れてきたがんは

高分化なんです。」

 

 

曽我

「あぁ、結構、大きくなってるってイメージですかね?」

 

 

中村

「えっとね、まぁ、落ち着いているって感じですね。

人でもね、ちっちゃい子供たちは、走り回ってるじゃないですか?

キャーキャーキャーキャー言って。

その感じのがんが、体の中に、今暴れているぞ。というのが低分化ですね。

これは、急いだほうが良いです。治療としてですね。

 

高分化というのは、落ち着きながらも、徐々に増えていくがんなので

時間的な余裕はあるかな?という、戦略の時に参考になります。

 

 

後編

その下に病理検査という欄もありますけども、

この分化度に合わせて、病理のレポートに何か特徴的なコメントがあれば

先生に言われた事を書いてですね。という事ですね。

 

で、ステージ、です。

 

ステージはですね、0とか、1というのは

ま、そこに、そこだけにある。

見つかったところだけにある。

他のところには転移してませんよ

広がってませんよというのが、0とか1。ですね。

 

4というのが、あの、他のとこにも行っちゃったと、

よく進行がんと言いますよね」

 

 

曽我

「どっかに転移しちゃってるっていう

ドラマとかでも聞くような感じの」

 

 

中村

「そうですそうです。

他の臓器まで行っちゃってると。

原発の肺がんが、肺にとどまってなくて、

肺から食道のほうに浸潤してるとか、脳のほうに飛んじゃってるとか

 

そういうその、複数の臓器にまたがるようになってくると、4になります。

 

その中間が、2とか3という風に考えていただければと。

 

より4に近い3とか、より0,1に近い2とか

そんな感じですね。

そういう風に、そのくらいざくっと掴んでおいていただければと思います。

 

で、0,1,2、場合によってはギリギリ3ぐらいまでは

手術とか、放射線療法とか、可能、、、

選択肢として、ありますけども

 

(ステージ)4になってくると、そういうその手術、放射線というような

がんの病巣だけを狙うっていう治療法では、対応できなくなってきますので

抗がん剤がまず最初の考える手段と、いうような事になってきます。

 

次がね、悪性度なんですけど、

この悪性度は、病理の分化度と、さっきの話と、かなり近い話です。

 

この悪性度とか、下の異形度も、1,2,3,4,5とありますが

この辺はですね、

どちらかと言うと婦人科。」

 

曽我

「婦人科」

 

中村

婦人科系の、先生方がよく使いますので

子宮頸がんとか、ああいう所の細胞を取ってきて、調べてみたら

ちょっと異形度高いですねとか、いう言い方をします。

 

この、分化とはちょっと違うんですけど

異形度というのは、文字のとおり、形が異なる

正常な細胞と比べると、変な形をしている、という事ですね。

 

変な形をしているという事をもって、

最終的にはがんだっていう風に診断をするのが、確定診断というやつですね。

 

で、まるまるこいつは、顔つきが悪い、悪いやつだ

という、その悪性だという判断をするところから、正常だ、という所まで、

また顔つきがね、色々違うわけなんですよ 

 

 

曽我

「すっごい凶悪っぽい顔と

まぁ、ちょっと悪いかな、こいつみたいなので、違うって事ですか?」

 

 

中村

「そうそうそうそう

その程度を、またこの異形度で、ランク分けしているところがありますので

これも、数字が少なければ、まだそんなにグレてないぞ」

 

曽我

「なるほど、まだ更生の余地があるぞ、と。」

 

中村

「更生の余地があると。

ま、そういう時間的余裕の事も考えられます。

また、手術の範囲、なども考えられますので、そういう事ですね。

 

あとですね、下は今度、画像診断

今はあの、画像診断は、ただレントゲン写真とかねCTを撮るだけじゃなくて

MRIとかペットとか、あと超音波ですね、エコーとかもそうですけど

 

そういう色々な機械がありますので、

先生がどの機械を使って、ここに病巣があるという事を診断してくれたのか

それもチェックしておく必要がありますね。

 

何か足りなければ、追加の検査を、そのときに考えると

画像診断でもっと精密にね、撮っておきたいという事が、出る場合もあります。」

 

 

曽我

「例えば、超音波とCTで出ましたよってなったら、

超音波、CTと書いておけばいいんですね?

 

中村

「そうですね、チェックして。

先生から超音波とかCTとかって言ったならば、ま、

そう言ったところ、チェックしといてくれれば良いという事ですね

 

一番最後になりますが

腫瘍マーカーというのがあります。

 

これはですね、血液検査で分かるものなんですね

なので、病院行ったら大抵採血をして、貧血がないかとか

炎症がないかとか、肝機能がどうのとか、必ず調べますが、

 

がんだと疑われるときには、必ず、その臓器に特有の、狙いを定めた

検査を、血液検査を、してもらうという事ですね。

 

たまにね、先生してないこともあるんですよ。」

 

曽我

「え、そうなんですか!?」

 

中村

「たまにしてない事もある。

なので、そういう時ね、先生腫瘍マーカーどうだったんですか?と

してなければ、してくださいと、お願いする。

 

してあったならば、

何を、どういう腫瘍マーカーの検査をしてくれたんですか?

それが、数値は高かったんですか?低かったんですか?

という事を確認してください。

 

で、この腫瘍マーカーはですね、

後々、自分の病気の治療、がんの治療が、

うまくいってるのか、うまくいっていないか

 

または、がんが大きくなっているかいないか?

そのスピードはどんな感じなのか?という、一つの指標になります。」

 

 

曽我

「絶対聞いといたほうが良いという事ですね。」

 

中村

「絶対聞いといた方がいい。」

 

曽我

「基準って事ですね。今の時点で」

 

中村

「放射線とか、手術なんかしちゃうとですね

画像診断上で、追えなくなっちゃうんですね。

とりあえずもう、取っちゃってるんで。

 

だけど、もしかしたら

がん細胞がちらばっちゃってるかもしれない。

目に見えないがん細胞でも、腫瘍マーカーを出してますので

血液検査である程度、追うことができます。

 

なので、手術したあと、手術は成功しました、と言われます。

だけど、そのあとフォローしましょうね。

残党がどっかにいるかもしれない。って。

という時に、この腫瘍マーカーで定期検査をする事で

上がってなければ、ずっと落ち着いているという事になりますし

 

徐々に上がってくるぞ、という血液検査のデータが変わってきたらですね。

 

あれ?どこにあるんだろう?と

どこかに小さいやつがあるはずだから見つけよう。という、

先生のヒントになる。というモノなので

腫瘍マーカーを、ここは聞き逃さないで書いていてほしい。

という事です。

 

4ページはですね、ここの欄小さいので、この空白の欄にですね

書ききれない事は、とにかく、

キレイに書かなくて良いですから

とにかくメモをしといてください。

 .

カタカナとかですねローマ字とかで、

何言ってるかわかんないってときも

 

だいたい耳に残った言葉を

書いといてもらえれば

全体とその耳に残った言葉で、あ、この事言ってるのね

後で想像がつきますから。」

 

曽我

「なるほど、とりあえず書いといた方がいいって事ですね」

 

中村

「とりあえず、なんか耳に残って、

理解できなかった事とか

数字と言葉が繋がっていたら、ここにとにかく書いていくと

いう事です。

 

あと、これご利用いただければ

腫瘍マーカーは検査日によって、動いていくものなので

 

ま、縦の欄に、時系列でですね、ずっと並べといていただければ

 

自分のがんの治療がうまくいっているのか?

ちょっと注意しなきゃいけないのか?という事が

ここの辺から見ることができます。

という事です。

 

 

曽我

「なるほど。

最初の基準点という事ですね。

3ページ目、4ページめは。」

 

中村

「えぇ。

これを、診察室で、精密検査の結果、残念だったけど

やっぱりがんだったんですよ。と言った後に、

タタタタタタと先生達は話してくれてる

実は話してくれてるんですね

 

 

曽我

「絶対聞き取れる気がしないんですけど」

 

 

中村

「絶対聞き取れない。

または先生が省略しちゃってる

 

これさえ、とにかく、診察室を出る前に押さえておけば

 

もう、診察室を出た後、

いろんな戦略を、これを元に考えることが、自分でできるようになりますから。

 

ま、ぜひ、ここは要チェックという事でご覧いただきたいと思います。

 

 

曽我

「がんばりましょう」

 

中村

「がんばりましょう」

 

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