温める

2017.11.17

足湯による11個の効果を解説!忙しい人のための時短足湯方法をご紹介

あなたは「足湯」というとどんなことを思い浮かべますか?

「温泉地にある」「流行ってるみたいだけど実際どうなんだろう」「足を温めるだけで効果あるの?」「自宅でやりたいけど面倒くさそう」など、人によって様々なイメージがあると思います。

 実は「足湯」にはむくみ解消、冷え性改善、代謝促進、心身のリフレッシュ効果など他にも様々なデトックス効果があるのでやらないと損です!この記事では足を温めることによって得られる色々な効果と効果的な足湯のやり方をお伝えします。

1.足湯をすると得られる3つのデトックス効果

1-1 血流の悪さが解消してむくみ軽減になる

 血流が滞ると体に不要な老廃物が溜まりやすくなります。老廃物がたまるとさらに流れが悪くなって体の隅々まで栄養が届きにくくなったり、冷えの原因になります。また、流れが悪いということは血流を送り出している心臓にそれだけ負担をかけることでもあります。

 足を温めると血管が拡張して流れやすくなります。すると老廃物も流れやすくなり、心臓への負担も減ります。また、老廃物が流れるのでむくみの解消などの効果も期待できます。

1-2 肝臓が元気になって免疫力が高まる

 肝臓は絶えず熱を作り出すために働いている臓器で、食べ物などから吸収した栄養分をそれぞれの臓器が必要とするものに変え(代謝機能)、それを必要な分だけ提供できるようにしたり、毒性のあるものを解毒したりしています。また、流れてきた血液を体の免疫力を高めるパワーアップした血液にして送り出すのも肝臓の役目です。

 肝臓が冷えてしまうと代謝機能や免疫力を高める機能が弱まってしまいます。

 足湯をすると血液も温まるので、肝臓に流れ込む血液も必然的に温まった血液が流れ込むようになります。すると、肝臓が血液を温める必用がなくなるので肝臓の負担が減り、肝臓自体もより温まるのでほかの機能を高めることもできます。

 つまり、肝臓本来の機能「代謝機能」がパワーアップするということです。

1-3 ふくらはぎを温めると代謝アップに効果的

 ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。私たちの体内を流れている血液は心臓のポンプ機能で全身に送られますが、足まで送られた血液を心臓まで押し戻す役目を果たしているのがふくらはぎの筋肉です。重力に逆らって下から上に血液を戻す役割を担っているとても重要な部位なのです。そのためふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれているのです。

 足は重力によって血液やリンパ液、老廃物など色々なものが溜まりやすくなっています。これらもふくらはぎの筋肉がポンプ役となり押し返しています。ふくらはぎが冷えてしまうと、このポンプの役割が鈍くなり、血流が悪くなってしまう上に老廃物がたまるとむくみ、痛みとなってあらわれ、酷くなると神経痛や腰痛などを引き起こすこともあります。足湯でふくらはぎを温めるとこのポンプの機能が正常に働くようになりますので代謝アップに効果的だったり、むくみが解消します。

2.足を温めると得られる11の効果

1.冷え性改善

末端である足元は冷えやすいですが、逆に温まりやすいということ。足を温めると効率的に血液を温めることができます。結果として冷え性も改善していきます。

2.腰痛改善

血流が悪いことが凝りの原因の一つなので、温めて血流が改善されると腰痛にも効果的です

3.膝の痛みの緩和

酸素と栄養不足と老廃物が溜まることが痛みの原因の一つ。下半身の血液循環がよくなると老廃物が流れ、膝の痛みが軽減します

4.むくみの緩和

むくみは血流が悪いことが原因。凝りがほぐれて血管が広がり血流がよくなることで溜まった老廃物や水分が回収されてむくみにくくなります

5.不妊症の改善

温められた血液が腹部の内蔵に流れこみ子宮や卵巣に届けられることで自律神経やホルモンバランスが整い妊娠に適した状態になります

6.不妊症の改善

温められた血液が腹部の内蔵に流れこみ子宮や卵巣に届けられることで自律神経やホルモンバランスが整い妊娠に適した状態になります

7.心身のバランスを助ける

筋肉がほぐれ、副交感神経が優位に働くことで心身のリラックス効果が得られます。

8.くすみの軽減

血液循環が悪いことが原因の一つ。老廃物が排出されることでくすみが改善されて肌の色つやがよくなります

9.ダイエット効果

下半身の血液循環がよくなることで、エネルギーの発散があがり、代謝がアップし、太りにくい体になります

10.病気の予防

東洋医学では「血流が悪い=病気になる一歩手前」だと考えられています。足を温めることで病気を引き起こす血流の悪さが改善され病気の予防に繋がります

11.自律神経のバランスが整う

副交感神経が活発になり、自律神経のバランスが整うためリラックスできます(これによりだるさや頭痛など様々な症状の軽減に期待できます)

3.実際にやってみよう!足湯の入り方

3-1 準備するもの

・足湯桶(洗面器でも良いがふくらはぎまで入るものの方が効率的)

・差し湯用のポット、もしくは水筒

・タオル2枚

・ひざ掛け1枚

・ミネラルウォーター(水や白湯)

・靴下

・温度計

・時計

3-2 入り方

1.桶に40℃くらいのお湯をはり、20分ほど足をつけます。

2.お湯の温度は徐々に下がってきてしまうので、「下がったな」と思ったら差し湯をして快適な温度に保ちましょう。

3.膝が冷えると体温が下がってしまうので、足湯をしている間はなるべくひざ掛けをしましょう。

4.足湯が終わったら準備しておいたタオルで足を拭き、せっかく温まった足が冷めないうちに靴下をはきましょう。

注意点
火傷に注意して行いましょう

 

3-3 足湯に足すと効果的なもの

3-3-1 アロマオイル

 お好みの香りの精油を1~3滴たらします。以下はそれぞれの香りの効果です。参考にしてください。ただ、大事なのは効果より「自分が好きな香り」と思うものを使うことです。

リラックス効果

ラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、フランキンセンス

だるさ・疲労感

ゼラニウム、レモン、ローズマリー、オウシュウアカマツ

むくみ

サイプレス、ジュニパー、ゼラニウム、グレープフルーツ、レモングラス

3-3-2 とうがらし

 とうがらしの辛み成分であるカプサイシンは「温感刺激作用」「血管拡張作用」という効果があります。カプサイシンは水に溶ける性質がありますのでそのままとうがらしを入れてOKです。

とうがらしを入れてから5~10分待ってから入るとエキスが染み出ているのでより効果的です。

ポイント

お湯2リットルにつきとうがらし一本くらいが目安

3-3-3 あら塩

 塩には人間の体に必要な成分である塩化ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウム、そのほか様々なミネラルが含まれています。これらの成分は発汗作用を持っているので汗をかくことで体全体の血行を促進してくれます。

ポイント

料理に使う食塩ではなく、あら塩(天然塩)を使う

入れる塩の量は一つまみくらい

4.服を着たままできる遠赤外線足湯

 ここまでの章で足湯の効果や実際の入り方をご紹介してきました。足を温めることによってもたらされるたくさんの効果をご理解いただけたのではないかと思います。足を温めるだけでこんなに体にいいことがあるならぜひやらないと損ですよね!

 ・・・でも、実際に足湯をしようと思うと「お湯を沸かすのが大変」「部屋にお湯がこぼれたら困る」「靴下をぬいで、入って、また履くのが面倒くさい」など、お悩みも多いもの。

 また、一回はやってみたけど続かないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。大事なのは「続けること」なので、無理なく続けられて、温める効率が高いものはないのでしょうか。

そんなときにおすすめしたいのが遠赤外線製品です。

4-1 遠赤外線製品を使う4つのメリット

実際に遠赤外線製品を使っての足湯の場合、お湯でする場合と、どのような点が異なるのでしょうか?紹介していきます。

・お湯を準備する必要が無いので簡単にできる

足湯をする時に煩雑なのが「お湯を準備する」という行為。「今からやろう!」と意気込んでいてもお湯をわかして・・・、注ぎ足し用のお湯も準備して・・・となるとちょっと時間がかかってしまいます。お休みの日など時間があるときならいいですが、忙しいときはその準備が面倒くさくなってしまいがちに・・・。

・服を着たままできるので手軽

お湯に足をつける場合、当然ですが、靴下をぬいで、長ズボンなどではできません。さらに、お湯につかっている時に荷物が届くなど、何か急ぎの用事が入ってしまった場合、足を拭いてから出なくてはなりませんので大変です。慌てていると足湯の桶をひっくり返してしまうことも考えられます。

・血液を直接温めるので効率的

遠赤外線は皮膚の薄いところまで浸透して、血液を直接温めます。そのため温まった感覚が早く得られます。遠赤外線製品の中には温度が高めに設定できるものもありますので、お湯でするよりも高温で短時間のうちに温まった感覚が得られます。

遠赤外線の効果についてはこちらの記事も参考になさってみてください。

『遠赤外線とは?5分でわかる毎日浴びるべき遠赤外線の効果に迫る!』

 

・温かさが持続する

遠赤外線が血液を直接温めることは上でも書きましたが、温まった血液が内臓にも運ばれて内臓も温まるので温泉に入った時のように長時間身体の中がポカポカする感覚が持続します。

 

4-2 遠赤外線製品の使用例

遠赤外線製品はいくつもありますが、ここでは遠赤外線ドーム『日だまり』を例にしてご説明していきます。

使い方

1. スイッチをいれる

2. 足元に置く

これだけです。お湯を使っての足湯とくらべるととても簡単ですね。

実際に使用している写真です。足元に置いてふくらはぎを温めています。

  

・・・と言ってもただひざ掛けをかけて座っているようにしか見えないですよね。

中はこうなってます。

服を着たままで簡単に温まることができます。ひざ掛けをしたほうが、より熱を閉じ込める効果があるので短時間で温まります。

そのほかにも、

腰に使う、立ち仕事のときに使う、寝ているときに使うなど応用がききます。

『日だまり』については以下をごらんください。

「人生変わった」との声続出!遠赤外線ドームの決定版

いかがでしたか?足湯は比較的簡単にできるわ効果、足を温めて血流を良くすることの大事さをわかっていただけたのではないかと思います。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

とくに、足湯をやりたいけど続けるのが大変そう・・・。実際に効果があるの??と思っている方、遠赤外線製品を選択肢に入れるのもいいかもしれません。

 

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