床暖房

2018.12.21

床暖房のガス代を徹底解析!|賢く使う最強な2つのプラン!

年間72,000円以上!
これは、3人家族の平均的なガス料金です。
1ヶ月で約6,000円で、それを1年間払うと意外にも、かなりの金額がガス代へ流れていることが分かります。

ちなみに2人暮らしの家庭でも、年間61,000円以上(平均価格)になります。

光熱費のように、使っている実感が沸かないものにお金を払うのは、何だか損した気持ちになりますよね。
しかも普段は金額を把握できず、請求書などを見て初めて、実は高額になっていたことを知ることが多いものです。

加えて、床暖房を導入している家庭は床暖房だけで年間、約58,000円程になります。

たたでさえ、他にもガス代がかかっているのも関わらず、約60,000円を毎年払うのは、かなり家計を圧迫してしまいます。

そこで今回は、床暖房のガス代を徹底的に比較した上で、それを失くしてしまう方法を、皆さんに伝授します。

1 床暖房のガス代の目安

では早速、床暖房やガス代について、お話していきます。

本章でのポイントは、以下の2点です。

  1. 床暖房とは何か
  2. ガス代の平均はいくらか

床暖房とはどんなもの?

ガス代のお話の前に、そもそも床暖房とはどのような物なのかについて説明します。

床暖房とは、床から直接伝わる「伝道熱」、部屋全体に広がる「輻射熱」、室内の空気の流れによる「自然対流」の3つの力を用いて、部屋を温める温暖機器です。

エアコン等とは異なる、様々な魅力を持っており、快適な室内を実現するために有効なアイテムと言えます。

*床暖房の魅力を、もっと具体的に知りたいという方は、以下のページの3章をご覧ください。
『床暖房の電気代って?|誰でも魅力を堪能できる耳より情報とは?』

ガス代の目安とは?

では初めに、床暖房を1ヶ月使用した場合のガス代について、以下の表でご説明します。

6畳 約2,780円
8畳 約3,710円
10畳 約4,640円
12畳 約5,570円

これは都市ガスの利用した場合の料金の目安です。
しかし、ガスを供給しているのは都市ガスだけではありません。

都市ガス以外にも、LPガス(プロパンガス)等もあり、価格は都市ガスよりも割高になります。

では、都市ガスとLPガスとでは、どう違うのでしょうか?
次章でご説明します。

2 都市ガスとLPガスの比較

先程、都市ガスとLPガスでは料金が違うと申し上げましたが、具体的にはどのくらいの違いがあるのでしょうか?

また、料金以外の違いはどんな点にあるのでしょうか?

それぞれの特徴を比較して見ていきましょう。

都市ガス

まず都市ガスを1ヶ月使用した場合の、ガス代はおよそ7,230円(10畳の室内)です。
これは、後ほど具体的な数字をご提示します、LPガスよりもかなり安価となっています。

ではなぜ、LPガスよりも都市ガスは低コストで収まるのでしょうか?
それは、都市ガスが公共料金”であることが大きな理由です。

公共料金は、価格を法律で定められているた、価格を上げるためには国や自治体からの、許可が必要となります。
なので、容易に価格を上げることができない仕組みとなっています。

他面からの違い

都市ガスは、導入時にコストがかかる点もLPガスとの違いです。
また火力が弱い点も、LPガスには劣ると言えます。

しかし、地下の導管でガスを供給しているため、家にガス管を設置したりする必要はありません。

ガス管を定期的に、配送してもらう手間はありませんが、災害時の復旧に時間がかかります。

LPガス

都市ガスと同じ条件で、LPガスを1ヶ月使用した際のガス代は、約11,855円です。

なぜこれほどまでに割高になってしまうのでしょう?
それはLPガスが“自由料金”であることが、主な理由です。

法律によって定められた適正料金がなく、会社によって自由に設定することが出来ます。

また、LPガスは海外から輸入しているため、為替レートによって料金が変動し易いことも特徴です。
悪質なガス会社によっては、このレートを口実に料金を契約時の倍近い金額へと引き上げられる事もあります。

他面からの違い

都市ガスは導入にコストがかかると申しましたが、LPガスは無償貸与です。
しかし、ここには注意すべきポイントがあります。
それは無償貸与の代わりに、15年は使用するという縛りがあることです。

LPガスは都市ガスに比べ、圧倒的に火力が強く、現在では飲食店などで導入されることが多いです。
その火力は、都市ガスの2倍以上にもなります。

また、定期的なボンベの配送に手間がかかりますが、その分配送ルートさえ確保することができれば、どこへでもガスを供給することができ、災害時の復旧も速いです。
日頃の点検が簡単なことも、都市ガスより優位な点と言えるでしょう。

両者を比較すると…

本章の最後に、都市ガスとLPガス、両者を表で比較してみます。

LPガス(プロパンガス) 都市ガス
料金区分 自由料金 公共料金
導入コスト 無償貸与 (距離によって)約10〜30万
カロリー(熱量、火力) 24,000kcal 10,750kcal
災害時の復旧 3日〜1週間程度 1〜2かがある
供給方法 ガスボンベ 導管(地中埋設)

それぞれにメリット・デメリットがあり、全国の利用者数も半分ずつなため、利用者の用途や好みによっての選択となるでしょう。

3 ガス代なんて無くしてしまおう!

床暖房のガス代について、ここまでご説明をさせていただきました。

しかし本音を言ってしまえば、ガス代なんてなくなって熱源をしまった方が良いのではないですか?

そこでオススメするのが「オール電化」です。
オール電化住宅にすると、コスト面以外にも、実は様々なメリットがあります。

ガス代をなくすにはオール電化!

オール電化とは、調理・空調・電気・給湯など、全ての熱源を電気で賄っている住宅のことです。

(例えば、キッチンではIH、給湯ではエコキュートや電気温水器等です。)

では、オール電化にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

メリット①「コストの大幅な削減」

オール電化の最大のメリットは、コストです。

中でも、お湯・暖房は光熱費の大部分を占めているため、そのコストを抑えられる事は、全体から見ても、かなり大きな金額となります。

また、オール電化向けの料金プランには、夜間の電気の単位が低価格で、且つ日中に使う分を蓄熱できるものがあります。

夜のうちに安価で電気を蓄え、日中に効率的に使用することができます。

※ただし蓄えた以上の電気を、昼間に使った場合は割高になります。

メリット②「料金をまとめられる」

電気代の基本料金とガス代の基本料金を、別々に支払うよりも電気代の基本料金だけで済んだほうが、当たり前ですが料金は安く、それでいて便利になります。

何でどのくらいの金額なのか、管理がしやすい事も魅力です。

メリット③「安全性」

住宅内に熱源がないため、小さなお子さんや、ペットがいる家でも火の元を心配すること無く、安心・安全に生活していくことができます。

4 オール電化には「おひさまシート式床暖房」

「うちも、オール電化住宅にしようかな」
今まさに、そう考えて迷っている方にオススメする床暖房が“おひさまシート式床暖房”です。

おひさまシート式床暖房の魅力については、以下のページの“5章”でご紹介しています。
▶床暖房の電気代って?|誰でも魅力を堪能できる耳より情報とは?

本章では、この“おひさまシート式床暖房”を、もっと手軽に楽しむことが出来る2つのプランをご紹介します。

《ホッと!プラン》

『ホッと!プラン』の最大の目玉は、何とっても“オール電化がついてくる”という点です。

少し細かくご説明すると、『ホッと!プラン』を使っておひさまシート式床暖房を設置すると、自動的にオール電化にすることが出来、浮いた光熱費を床暖房のローンに充てることができます。

それによって、実質負担額が無料で床暖房を設置できます。

もちろん、ローンの返済が終わってもオール電化のまま、床暖房もそのままとなります。

《おひさまプラン》

次に『おひさまプラン』についてご説明します。
こちらのプランでは“太陽光発電”がついてきます。

太陽光発電によって、電気は自家発電することができ、大幅な電気代の節約となります。
さらに売電収入を得ることも出来ます。

そして「ホッと!プラン」と同様に、売電収入節約した電気代をローンに充てることによって、こちらも実質的な負担額が無料で床暖房を設置することができます。

 

「ホッと!プラン」と「おひさまプラン」には、加入するための条件があります。
詳しい事は以下をご覧ください。
▶遠赤王が実質無料で導入できる!

5 床暖房の維持費のハナシ

次に、床暖房にかかる費用として、実は重要なポイントである維持費のお話をします。

もしもの時、どのくらいの費用が必要であるかは、事前に知っておいた方が、より安心して床暖房を使うことが出来るでしょう。

床暖房の寿命

ではまず、床暖房の寿命とは一体どのくらいなのでしょうか?
種類によって異なりますので、以下の表をご覧ください。

電気位ヒーター式床暖房 建物と同等の年数。
温水式床暖房

温水パイプは30年以上。

※熱源機器は一般ガス器具と同程度

おひさまシート式床暖房 シートは半永久的。

床暖房は、かなり丈夫な暖房機器であることが分かりいただけるでしょう。
とは言え、不足の自体はつきものです。

絶対壊れないとは言い切ることは出来ません。

ここからは、定期的な点検や修理費についてお話します。

定期的な点検

一般的には、電気ヒーター式・温水式・おひさまシート式のいずれも、定期的なメンテナンスは不要と謳っています。

しかし、保証期間外に故障した場合は、かなり大掛かりな修理が必要となり、その分の修理費も高額となります。

なので、工事を頼んだ業者やメーカーと相談したうえで、年に1度程度のメンテナンスをすることをおすすめします。
1回のメンテナンスは約5,000円程度となります。

また温水式に関しては、寒冷地で使用する場合、定期的な不凍液の入れ替えが必要となります。

もしも故障をしたら?

そうはいっても、まだ安心は出来ません。

何にでも万が一の事態というものは存在します。
そのときにかかる費用についても、お話します。

もしも故障してしまった場合は、直ちにメーカー、もしくは専門の修理業者に修理を依頼しましょう。

床暖房の故障は、殆どの原因が設置時のトラブルによることが多いそうです。
特に10年以内など短期間での故障は、この場合が多いです。

修理費の目安は30〜80万と幅広く、故障した部分、床暖房の種類などによっても変わります。

6 床暖房に関する3つの注意事項

最後に、床暖房を効率的に使い、故障の予防にもなる「注意事項」のお話をします。
以下の3つの点は、最低限守って床暖房を使用するようにしましょう。

  1. 床面に釘を打ち込む等の強い衝撃を与える
  2. 床に直接、スプレー缶やライターを置く
  3. カーペットを敷く

「3.カーペットを敷く」に関しては、特にホットカーペットとの併用は絶対止めましょう。

“こんなカーペットなら大丈夫!”

床暖房対応のカーペットと表示があっても、安全性は心配ありませんが、機能性(暖かさの伝わり具合など)は、良くないものが多いです。
これは、熱効率と直結しているため、かなり重要なポイントです。

床暖房との併用にお勧めなカーペットは、「円形」のものです。

円形のカーペットは、四角い普通のカーペットよりも面積が狭く、床暖房の熱効率を阻害しません。

また、通気性がよく、できるだけ薄いものであることが望ましいです。

※勿論、床暖房に対応と表示がないものは避けるべきです。

7 まとめ

いかがでしたか?

最後に、本記事の要点をまとめてみましょう。

  • ガス代の目安は、10畳で約4,640円(都市ガス)
  • 都市ガスの方がコストは抑えられる
  • ガス代はオール電化にすることでなくせる
  • オール電化のメリット
  • おひさまシート式床暖房には2つの嬉しいプランがある
  • 床暖房は維持費も知っておく必要がある
  • 床暖房を使用する際の注意事項

みなさんも、頼もしい2つのプランを上手に利用して、ガス代もなく無料で床暖房の導入に踏み切ってみてはいかがですか?

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