温める

2018.2.23

目を温めると体調が整う!自宅やオフィスですぐできる目のケア方法

目、大切にされていますか?

目は心臓の次に働く臓器と言われています。目は多くの光を受けてダメージを受けながらも、しっかりと情報を私たちに届けてくれます。
最近では、パソコンやスマートフォンが当たり前になっており、人間の目は更にダメージを受けやすくなっています。近年では、若年性の白内障や児童の視力低下が進んでいるそうです。

そんな目のケアで一番効果的なことは「温める」こと。温めることで、目に関わる筋肉を和らげて血行を良くしてくれます。それにより、疲労物質を目から排出してくれます。また、目の周りには三叉神経など自律神経に関するツボや神経が多くあります。これらを温めることで自律神経を整えて体の調子を整えることができます。

「目を温める」となると、蒸しタオルや蒸気が出るアイマスクなどがありますが、現在では遠赤外線の力で温めることができ、お化粧をしたままでも使用可能なアイマスクも出ています。

本記事では、目を温めることにより得られるメリットとお化粧したままで自宅でもオフィスでもいつでもすぐに目を温めるアイマスクを紹介しています。

毎日頑張っている目をケアすることで、目だけではなくて体の調子が良くなるかもしれませんね!

 

1 目を温めることで周りの血行を良くする

目のピント調節は筋肉が主役

目のピント調節の仕組みをご存知ですか?

目は左図にある、毛様体筋(筋肉)が水晶体を引っ張ったり緩めたりする事でピント調節をしています。

目の疲れなどでこの毛様体筋(筋肉)が凝り固まってしまうと、うまく水晶体を動かせずにピント調節ができなくなってしまいます。

これを放置してしまうと、最終的には眼鏡やコンタクトでピントの調整を助けなければなりません。

 

筋肉を温めれば弛緩して血行が良くなる

血行が悪くなる原因は様々ありますが、筋肉の機能低下も一つの原因です。

筋肉とは筋繊維の束の事で、その束の隙間に毛細血管があります。そのため、筋肉の動きがその毛細血管のポンプの役割も担っています。
しかし、冷えや疲れが溜まると筋肉は凝り固まり、動きが悪くなってしまいます。
筋肉の動きが悪くなると、ポンプの役割が弱くなり、血行が悪くなってしまうのです。
この血行不良の状態を、私たちは「コリ」と感じる事が多いのです。

凝り固まった筋肉は温める事で柔らかくなり、従来の役割を果たすことができます。
ポンプの力が戻り、血行が良くなるのです。

 

2 目を温めると指先までポカポカ

本当に!?と驚いたかもしれません。目を温めるだけで、ずいぶん離れた指先が温まるなんて信じられますか?

これは、遠赤外線が輻射され目を温めるアイマスク「ニューロ・アイウォーマー」を着けて実験をしたデータです、まずはご覧ください。

①                
 


①は、目を温める直前の体温をサーモカメラで撮影したものです。

②は、アイマスクで目を20分目を温めた直後に撮影したものです。

手の温度変化に注目してください。
目を温める前と、目を温めた後では手の温度が全然違う事が分かると思います。

目の周りは自律神経にとって重要スポット

目の周りには自律神経に関するツボや神経がいっぱいあります。
温めることで、交感神経優位から副交感神経優位に向かわせる事ができると言われています。

副交感神経が優位になると、血管が拡張し血流が良くなります。
血流が良くなることで、目で温められた血液が指先まで周り、温まっていると考えられます。

 

副交感神経を優位にしてリラックス

自律神経は、交感神経と副交感神経の二つに分かれています。

交感神経は、アクティブに活動したり、緊張・不安な状態の時に高まります。
副交感神経は、リラックスしているときや、眠っているときに高まります。

交感神経と副交感神経のバランスは「1対1」が理想だと言われています。
その中で、朝から夕方までは交感神経が優位になり、夕方から夜にかけては副交感神経が優位になるという特性を持っています。

しかし、現代生活はストレスが多くどうしても交感神経が高まってしまう傾向にあります。さらに、一度交感神経が高まりバランスを崩した自律神経は、もとに戻るまでに2~3時間かかると言われています。

自律神経の乱れは仕事の効率化にも影響を及ぼします。交感神経が高まった状態だと冷静になれず、集中できず、どんどん効率が下がってしまいます。逆に、副交感神経が高まると、冷静な判断ができ、集中力が増し、効率が上がります。
副交感神経を下げすぎない事が重要なのです。

副交感神経が優位になれば、寝付きも良くなる

副交感神経を高める事の必要性は仕事だけにとどまりません。
夕方から夜にかけて優位になるはずの副交感神経が高まらず、交感神経が高まったままだと、興奮してしまい寝付きが悪くなってしまいます。
逆に副交感神経がキチンと優位に立てば、リラックスし良い睡眠に入る事ができます。

副交感神経が優位になれば、血行が良くなる

交感神経が高まると、血管は収縮します。
副交感神経が高まると、血管は拡張します。

血管が拡張する事で、血が流れやすくなり血行が良くなります。

その他にもいいことがいっぱい

腸内環境を整えると、キレイになると言われていますが、

実は、副交感神経が優位の時に、腸をはじめとする消化器系が活発に活動します。
腸の活動が活発になると、便秘が解消され老廃物が排出されます。
その結果、肌ツヤが良くなり、キレイになるのです!

副交感神経を高める事で、キレイにもなれるんですね^^

交感神経と副交感神経のバランスが大切

自律神経はバランスがとても大切です。

交感神経ばかりが高まってしまうと、免疫力を下げてしまいます。
副交感神経ばかりが高まってしまうと、アレルギー源に対して敏感になりアレルギーを起こしやすくなってしまいます。

しかし、副交感神経は、年齢を重ねるごとになかなか高まりにくくなると言われています。
目を温めて、副交感神経を高め、交感神経と副交感神経のバランスを取っていきたいですね。

 

3 タオルだけでOK!自宅でできる目を温める方法

蒸しタオルで目を温める方法をご紹介します。

用意するもの
・濡らしたタオル
・タオルを乗せられる耐熱皿
・電子レンジ

①濡らしたタオルを耐熱皿にのせ、レンジで温めます。
 最初は1分ほどからはじめ、少しずつ温めて丁度いい熱さに調節してください。
※取り出すときは熱くなっている可能性がありますので十分に火傷に注意してください。

②できた蒸しタオルを目にのせられるサイズに折り畳み、目に数分置きます。

 

4 どこでもじんわり温められる遠赤外線アイマスク

蒸しタオルでは準備が大変!オフィスの休憩にリラックスしたい!というあなたに、煩わしい準備無しで目を温める方法をご紹介します。
お湯や、蒸気を使わず遠赤外線のみで目を温めるアイマスクが発売されているのをご存知ですか?

「ニューロ・アイウォーマー」
【2.目を温めると指先までポカポカ】でご紹介した実験で着けていたアイマスクです。

これなら、水やレンジなどの面倒な準備も無く、充電さえしておけばすぐに目を温める事ができます。 
さらに、蒸気などの水分を使用しないため、お化粧をしたままでも使う事ができます。

頭につけるのですから、重いのは逆に肩が凝ってしまいそうですよね。
ニューロ・アイウォーマは、185g(バッテリー含む)という驚異の軽さを実現しています。

気軽にリラックスタイムをとりたいあなたにお勧めです。

 

5 最後に

現代、私たちは全情報の約80%を目から取り入れているとされています。他にも太陽の強い光や、スマートフォンやパソコンを使用することで目は常に疲れていると言えます。

目は脳のすぐ近くにあり、とても大切な部分です。
目の疲れから、全身の不調に繋がる事もあります。
逆に、周りに重要な神経がある事で、目をケアする事が体調の改善に繋がる事もあるのです。

是非、日々頑張ってくれている目をケアし、充実した毎日を送っていきたいものです。

ありがとうございました。

 

 

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