低体温

2020.2.19

コロナウィルス対策には免疫力を上げること!自宅ででき3つの方法

近頃連日『コロナウィルス』のことが取りざたされていますね。

まだまだ謎が多いウィルスではありますが、体力が落ちていらっしゃる方や免疫力が弱まっているご高齢の方のほうが重篤化しやすい傾向にあるようです。

特効薬がまだ開発されていない現在、コロナウィルスにかからない、かかっても重篤化しないためには体内の免疫力を上げることがとても大切です。

現状一番の対策は『体内免疫力を高めること』と言っても過言ではありません。

では免疫力はどうやったら上げることができるのでしょうか。この記事では日常生活の中で体内免疫力を上げる方法をお伝えします。

免疫力を上げるとコロナウィルスだけではなくインフルエンザやそのほかの病気にもかかりにくくなります。ぜひ実践して健康で元気な毎日を過ごしましょう。

1・免疫力が低下する原因は?

免疫とは細菌やウィルスなどの外敵から身体を守ったり、体内で生まれるがん細胞を死滅させたりして身体が病気にならないための仕組みのことを言います。

私達の身体には日々色々な細菌やウィルスが侵入していますが、その外敵を白血球を中心とする免疫細胞が駆除することで病気にならずに済んでいます。

免疫力が低くなってしまうと体内に侵入した外敵を駆除できなくなり病気になってしまいます。

ではどんな時に免疫力が低くなってしまうのでしょうか?

1-1 ストレスがたまっているとき

ストレスが身体にかかっている時は交感神経が優位になっています。その状態は血管が収縮して血流が悪くなっている状態です。

この状態が長く続いてしまうと身体に血流が上手く流れない、身体に栄養が上手く運ばれない、代謝が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

「ストレスが溜まる」というとキレやすくなる、落ち込みやすくなる、やる気が出ないという精神面のマイナス面を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、身体にも負荷がかかってしまっているのです。

1-2 身体が冷えているとき

免疫細胞が体内で最も集まっている場所はどこだと思いますか?

答えは「腸」です。

腸は食べ物の消化吸収や便の排出を行うだけではなく、人体の免疫の大部分をつかさどるリンパ球のおよそ6割が腸内に存在していて腸内の状態はそのまま人間の免疫力と深い関りがあります。

悪玉菌を抑え込んで腸内環境を整えることも大切ですし、腸をしっかり働かせるために身体の中から温めて腸の活性化を図ることも大切です。

 

2・要注意!免疫力が低下しているサイン

免疫力はストレスを感じたり身体が疲れてしまっていると低下してしまいます。

以下のような症状が出ている人は要注意です。

□口内炎ができやすい

風邪を引きやすい

風邪が治りにくい

肌荒れがひどい

湿疹ができている

傷が治りにくい

便秘や下痢をしやすい

身体が冷えている

眠れない

笑う気分になれない

また、免疫力が低下していると以下のような症状が出やすくなります。

口内炎 おでき ニキビ 肩凝り 手足のしびれ 腰痛
ひざ痛 五十肩 歯周病 脱毛 めまい
高血圧 動悸・息切れ 偏頭痛 しもやけ 冷え性 各部の神経痛
イライラ 怒りっぽい 不眠 食欲減退 やけ食い 倦怠感
やる気が出ない

そして免疫力が低下していると当然ウィルスにも負けやすい身体になってしまいます。

3・免疫力を上げるにはどうしたらいいの?

体温と免疫力には密接な関係があります。免疫細胞は体温が36.5℃~37℃の時に活発に働きます。逆に体温が1℃下がると免疫力は30%低下すると言われています。

体温と免疫力には密接な関係があるのです。つまり、免疫力を上げるために身体を温めることはとても有効です。

3-1 身体を温める

・入浴をする

身体を温める入浴のコツは38~39℃のお湯に30分間浸かることです。身体を温めると副交感神経が優位の状態になり、リラックス効果もあります。また、副交感神経はリンパ球(免疫細胞)を増す働きがあるため、ウィルスに対する免疫力も上がります。気を付けなくてはいけないのはあまりに熱いお湯はかえって逆効果。

交感神経が優位になってしまい、血管の収縮を引き起こして血流を悪くさせ冷えてしまいます。

・目を温める

目を温めることはリラックス効果抜群!副交感神経が優位になって血管が広がり、血流が良くなります。血流が良くなると身体の隅々まで栄養が行き渡り、免疫細胞も働きやすくなります。

目を温めることについては以下の記事もご参照ください。

【極上】癒されたい!自宅で簡単、目を温めるエステ【リラックス】

・温めグッズを上手く使う

世の中には身体を温める様々なグッズがあります。身体全体を温めるもの、局部的に温めるもの。色々ありますが自分の身体に合ったグッズを上手に使いましょう。

温めグッズについてはこちらの記事もご参考になさってください。

【温活グッズ決定版!】体温管理指導士おすすめの温活グッズと使い方

 

3-2 充分な睡眠をとる

免疫力を上げるには身体を休ませることが一番です。そして身体を休ませるためには「よく寝ること」睡眠が一番です。

あなたも睡眠不足の状態が続くと体調不良になったり、身体がだるくなったりという経験に心当たりがあるのではないでしょうか。

しっかり睡眠の時間を確保するのはもちろんですが、以下の方法を実践すると質の良い睡眠を得られやすくなります。ぜひ試してみてください。

・布団に入る二時間前までにぬるめのお湯にゆっくり浸かる。

・眠る直前に身体のストレッチをする

・カモミールやベルガモット、ラベンターなどリラックス効果のあるアロマを焚く。

よく眠れるからと寝酒をする人も居ますがこれは逆効果。アルコール摂取直後に寝ると睡眠を妨げる脳波が出ることが確認されています。

3-3 しっかり食事を摂る

言わずもがなのことですが私達の身体は食べたものからできています。

よく〇〇には××が効きます!という特集がありますが、食事が偏っていたり、身体にいいからと同じ食材ばかりを食べるのもそれはそれで良くありません。何事も大切なのは『バランス』です。

ですが、なるべく摂った方がいい食材は存在しますので、毎日の食生活に無理なく取り入れることが大切です。

食材についてはこちらの記事を参考になさってください。

免疫力アップ!食材11選の簡単レシピをご紹介!家族で健康・笑顔に

まとめ

『免疫力を上げる』というのは特別なことを実践する!ということではありません。

一番大切なのは、毎日の生活で無理なく続けられて、それを習慣にできることです。

免疫力を上げることは体質改善に近いものがあるのでこれをやったから急に元気になる!ということはありません。ですが、続けていくうちに風邪を引かなくなったり、身体が軽くなったりということが起こってきます。

繰り返しますが、大切なのは「毎日続けられること」です。

あなたのできる範囲で身体を労わって免疫力を高める生活を始めませんか?それがウィルスや風邪の菌から身体を守ることに繋がります。

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