突然ですが、あなたは毎日しっかり湯船に浸かって入浴していますか?忙しいからとついついシャワーで入浴を済ませてしまっていませんか?入浴はリラックス効果もありますが、全身の血行をよくするなど、健康への効果もとても大きいのです。
そういう私も日々のお風呂はついついシャワーで済ませてしまいがちになっています・・・。湯船に浸かりたいのはやまやまなのですが、お湯を張っているいる時間とその後の掃除のことを考えるとついついシャワーになってしまいがちに・・・、そんなあなたにお勧めしたいのが足湯です!
足湯なら湯船にお湯を張るより手軽にできそうだし、全部の服を脱がなくてもいいし、何より足を温めると全身も温まります。そして、どうせやるなら色々な効果が期待できる方法で行いたいですよね。
この記事では筆者が実際に試してみた「生の声」をお伝えします。
目次
1.足湯は効率的な入浴方法
足湯は服を全部脱がずに手軽に実践でき、かつ、温まり効果の高い入浴方法です。この章では足湯がなぜ効率的な入浴方法なのかをご説明します。
1-1 ふくらはぎを温めることで代謝アップ
心臓から送られた血液は体中を巡ってまた心臓にもどります。下半身に送られた血液をまた心臓に戻すポンプ機能の役割をしているのがふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎを温めることで心臓に送られる血液も温まりますし、ふくらはぎ自体もポンプ機能が強くなります。ふくらはぎのポンプ機能が強くなると、それだけ血液を心臓に送り返すパワーも強くなりますので代謝アップにつながります。
1-2 足湯は身体への負担が少ない
今でこそ足湯は全国に見られ、家庭で実践する人も増えてきていますが、もともとは心臓に疾患があるなど何らかの理由で全身浴が難しい人の入浴法として医療や福祉の現場で取り入れられていました。水圧を足にしか受けないので急な血圧上昇を抑えられるというのと、足を温めると効率的に全身が温まるのがその理由です。服を全部脱ぐ必要が無いというのも手軽で実践しやすいということなのでしょう。
2.足湯のやり方
①バケツやたらいに少し熱め(42℃くらい)のお湯を入れます
②両足をお湯に入れ、15~20分くらいの目安で行います。途中で温度が下がってきたら差し湯をします。
3.足湯に入れると効果的なもの
お湯のみでするのもいいのですが、どうせやるならプラスの効果がほしいな。というところで「お湯+足湯に入れると良いと言われているもの」
で行いました。
さぁ、それでは・・・・実践です!
Let’s 足湯!
今回は「足湯用のバケツ」を使って行いました。
入浴剤を入れてみた
入浴剤には血行を良くする成分が入っていたり、香りがついていたりと「入浴」を快適にするための成分が色々入っています。当然足湯に使ってもいいはず!
入浴剤の香りも相まってとてもリラックスできます。炭酸系の入浴剤を入れたのですが、それもブクブクして気持ちいいです。
ただ・・・、当然ですがバスタブで使うことを想定しているので、足湯の量で使うとなんだか匂いが
「濃い」
入浴剤を使う場合、顆粒タイプの入れる量が調節できるものにしないといけないですね。
普段から湯船にも使っているなら箱で売っている顆粒タイプを買うのもいいと思いますが、足湯のためにそこまでするのは正直ちょっと勿体無い気も・・・。
アルコールを入れてみた
アルコールは身体を温めてくれます。皮膚からも多少吸収されるとのことなのでポカポカ効果を期待してアルコールを入れてみました。
日本酒を入れるとお米の成分の効果で美肌効果もありますが、日本酒が無かったので別のお酒です。
入れた量はだいたい2カップ分くらい。やる前はアルコールの匂いがきついんじゃないか・・・と思ってましたが、そこは気になりませんでした。もっとも私がお酒を飲むほうなので、お酒やアルコールがダメな方は気になるかもしれません。
温まり効果はちょっと感じるかな?というくらいでした。ただ・・、お酒を2カップ分も使うのが純粋に勿体無く感じました・・・。お家に余っているお酒がある方は「このまま捨てるなら使おう」くらいの感覚の方が心置きなく使えると思います。
アロマオイルを入れてみた
私が今回使用したオイルはたまたま自宅にあった「ベルガモット」
ミカン科の柑橘類で、柑橘類特有の爽やかな香りに少し甘さが加わった香りです(主観)
私が柑橘系の香りが好きなので、ハンカチに少しつけて持ち歩いたり、入浴の時にバスタブに数滴垂らして使っています。効能を知らずに好きな香りだということで使用していたのですが、今回ちゃんとベルガモットの香りの効能を調べてみました。
・ストレス解消
・不安の緩和
・不眠の緩和
・ストレスからくる食欲不振、便秘
凄くストレスに効きそうな効能・・。この香りが心地よく感じるということは私がストレスフルということなんだろうか・・・。
今まで試した中ではこの足湯が一番好きです。ふんわり香りが漂ってきてリラックス効果も高い気がします。ですが、しっかり香りを楽しもうと思うと4~5滴は入れないといけなかったです。書籍などにはもう少し少ない量が適量として紹介されていたのですが、それより沢山必要でした。匂いに関しては主観が大きいと思いますので自分の適量を知るのが必要です。
オイルを選ぶ基準は効能を大事にしてもいいですし、純粋に、「好きな香り」で行ってもリラックスできると思います。
実感した足湯の3つの問題点
3種類の足湯を試してみました。
実際にそれぞれを試してみた感想は・・・
確かに足湯はいい。
でも面倒くさい。
具体的には
・ふくらはぎまで温まる量のお湯の準備が面倒くさい。
・タオルの準備や差し湯の準備が面倒くさい。
・行っていてその場を離れなければならない状態が起こったときにいちいち足を拭かなければならないのが面倒くさい。
「お前が面倒くさがりなだけだろ!」という突っ込みもあるかと思いますが、忙しい毎日を過ごされているそこのあなた!これ、結構大変だったんですよ、続けるの。
毎日バケツを準備して、お湯を準備して、タオルを準備して・・・となると、その時間で湯船に浸かった方がいいのでは?でも、その時間が取れないから足湯をしようと思ったんだよな。と矛盾にぶち当たったりもしました。
一つ一つはそこまでの手間では無いのかもしれませんが、実際試してみると思った以上に毎日続けるのは大変だな・・・という感想を持ちました。マメな方は続けられるかもしれませんが、私のような面倒くさがりの人間には続けるのはかなりハードルが高めです・・・。購入した足湯バケツがほこりをかぶってしまう未来が見えます・・・。
4.手軽にできる!遠赤外線ドームでの足湯
3章で色々試してみて足湯は冷え取りに効果がありそうだけど面倒くさい。という感想を持ちました。
簡単に服を着たまま行うことができて、中から温まる遠赤外ドームを使った感想を最後にレポートします!
使用したのはこちら。
遠赤外線ドーム「日だまり」
こんな風に使いました。
使ってみて思うのは
圧倒的な使いやすさ!
です。
バケツ準備、お湯準備、タオル準備・・・という下準備が全くいらないのは楽!!スイッチを入れればすぐに温まることができるので。服を脱がなくていいのも楽です。
そして、とてもいいなと思ったのが、20分使用したあとにふくらはぎもポカポカに温まっていたことです。お湯でする足湯の場合、ふくらはぎを温めるのが大変だなという感想を持ちましたので、この手軽さでひざ下全部が温まるのはかなり魅力的。
これは感想なので、個人差もあると思いますが、足全体が温まったおかげか、お湯の足湯より足が軽くなってポカポカが長続きした気がします。
最後に
数日間足湯をしてみて思いましたが、「足湯はできるならやったほうがいい」です。
足のむくみが軽減したように思いますし、夜寝る時もいつもよりすっと眠りに入れた気がします(身体を温めたからかな?)マメな方や時間がある方はお湯を使った足湯をぜひ実践してみてください。三日坊主で終わりそう・・・という方は遠赤外線ドームの使用も視野に入れてみるのもいいかもしれません。
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