腰痛

2017.11.3

腰痛の原因はストレスだった!?自律神経を整える5つの腰痛改善方法

腰痛の原因と言って思い浮かぶのは

・重いものを持ってしまった

・腰に負担がかかる姿勢を続けてしまった

など、外部の刺激によって腰痛になることを思い浮かべることが多いと思います。

しかし近年の研究では原 因の特定できない「非特異的腰痛」の中で

精神の状態が腰痛に大きく関わっていることがわかってきました。

「病院ではどこも悪くないと診断された」

「CT画像上では腰に問題ないと言われた」

それなのに腰痛があるという方は、精神的ストレスが影響しているかもしれません。

この記事ではストレスが腰痛の原因になる理由と、改善法をご紹介しています。

慢性的な腰痛持ちの方にはきっとお役に立てる内容ですのでぜひ読んで、実践してください。

1 腰痛の定義と5つの原因

「腰痛」とはそもそも具体的にどのような症状のことを指すのでしょうか。

1-1 腰痛の定義

腰痛とは症状であり、病名ではありません。

一般的には「触知可能な再下端の肋骨と殿溝の間の領域に位置する疼痛」とされています。

ですが、医学的な定義はありません。

1-2 腰痛の5つの原因

腰痛の原因は主に5つのカテゴリーに分けられます。

原因 主な診断名
脊柱由来 椎間板ヘルニア、分離性すべり症など
神経由来 脊椎腫瘍など
内臓由来 尿路系疾患、婦人科系疾患など
血管由来 胸部大動脈瘤など
心因性由来 うつ病、ヒステリーなど

外科的に明確な理由がない腰痛の場合は、ストレスが原因かもしれません。実は腰痛の85%は原因がはっきりしないと言われています。

2 ストレスの原因は自律神経の乱れ

腰痛の原因がストレスである可能性は指摘しました。そしてストレスの原因は自律神経の乱れと言われています。自律神経の理解はストレス性の腰痛改善に役立ちますのでチェックしてください。

2-1 自律神経とは

自律神経とは、人間が意識することなく心臓や胃腸を動かしたり、呼吸をするために自動的に体内の臓器を律してコントロールする神経です。

人間の神経図

2-2 交感神経と副交感神経

上の図のように自律神経には交感神経と副交感神経があります。それぞれの神経には正反対の役割があります。

交感神経・・・「交感神経」は活動を促す神経で、血管を収縮させて血流を早くし、血圧を上げたり、呼吸や心臓の動きを早くします。一般的なイメージでいうと「戦闘モード」になる神経です。

副交感神経・・・「副交感神経」はリラックスを促す神経で、血管を拡張させて血流をゆっくりにし、血圧を下げ、呼吸や心臓の動きをゆっくりにします。一般的なイメージでいうと「休息モード」となる神経です。

人間が生きていく中で意識して動かすことができないこの自律神経ですが、「交感神経」と「副交感神経」がシーソーのように交互にバランスよく働くことで、人間が日々の活動を行うことができています。

「自律神経が乱れる」とは、

・交感神経ばかりが働いている(交感神経が亢進(こうしん))

・副交感神経が全然働かない(副交感神経の低下)

のどちらかです。

2-3 現代人は肉体的、精神的ストレスを受けやすい

現代人は肉体的、精神的ストレスを受けやすく、副交感神経が働きにくい環境にいます。

何にストレスを感じるかは人それぞれですが、主には次のようなものが挙げられます。

肉体的ストレス

運動不足

睡眠不足

夜勤、長時間労働

大気汚染

スマホ、パソコン

ゲーム

食品添加物

 

精神的ストレス

仕事のノルマ

異動

転校、引っ越し

就職、転職

いじめ

失恋

職場、ママ友、家族の人間関係

2-4 脳が「腰が痛い」と認識するかどうか

結局、脳が「腰が痛い」という信号を出しているから痛いのです。明らかに外科的要素がない腰痛の場合は脳をリラックスさせるかどうかがカギです。自律神経を整えて脳をリラックスさせれば痛みの信号を出さなくなり、自然と腰痛が緩和されていくことが期待できます。次章では腰痛改善につながるストレス解消法をいくつかご紹介します。

3 ストレスを軽減して腰痛を改善しよう

副交感神経を優位にして、ストレス解消に役立つおすすめの対策をご紹介します。

3-1 ウォーキングをする

1日30分程度のウォーキングといった、汗ばむ程度の運動をしましょう。

運動により体がポカポカと温まることで副交感神経が優位になり、ストレスの軽減になります。

ウォーキングをする時間がないという方は、通勤などでエスカレーターやエレベータを使うのではなく、

積極的に階段を使うようにしましょう。

ちなみに筋力と腰痛発症には一貫した関連性が認められていないため、筋トレよりも適度な運動のほうが腰痛には

良いようです。

3-2 足湯に浸かる

毎日湯船に浸かってほしいのですが、最近では朝シャンしかしないという方もいますので足湯も人気です。

足湯はストレス解消の他、むくみ改善、基礎代謝アップ、老廃物を流す、などの美容効果も高いです。

やり方はバケツ、洗面器などにお湯を入れ、足を入れるだけです。

足湯の間は本を読むなどリラックスして過ごしてください。

足湯専用のバスなども売っていますが、100円ショップのものでも構いません

ちなみに全身浴ももちろん有効ですが、のぼせないように注意しましょう。

3-3 カラオケで歌う

なんとなくカラオケで歌うとストレス発散になる、という方も多いと思います。

歌うことで横隔膜が自律神経を刺激し、自律神経の働きを整える効果があります。

最近は一人カラオケも流行っています。友人と都合が合わない場合、一人で歌いに行くのもオススメです。

3-4 誰かに悩みを相談する

ただ誰かに話を聞いてもらうだけでも気分が楽になるものです。誰かに相談できずひとりで抱えてしまう人ほどストレスで身体が不調になりやすくなります。しかし、逆に「甘ったれるな」「もっと頑張れ」などと言われるとストレスが増してしまうので、相談する相手は選びましょう。プロの心理カウンセラーに相談するという選択肢もあります。

3-5 遠赤外線に当たる

太陽の光の中の遠赤外線は身体によく吸収され、血行が良くなる作用があります。すると副交感神経が優位になりリラックス効果が期待できます。

遠赤外線に当たるには主に次の2つの方法があります。

3-3-1 日なたぼっこ

人間は太陽に当たるのが健康の基本です。太陽が出ている時間は少しでも浴びることが大切です。

しかし、紫外線など体に有害な波長も含まれているので浴びすぎに注意しましょう。

一日30分程度がおすすめです。

3-3-2 遠赤外線製品

最近では遠赤外線製品がたくさん出ています。

サポーター

ベルト

ドーム

ご自身のライフスタイルに合わせて取り入れると腰痛改善につながるでしょう。

※日本の法律では少しでも遠赤外線が出ていれば遠赤外線〇〇と謳って良いことになっています。十分に検討してから購入しましょう。

などご自身で対策できることを実践しましょう。

まとめ

「また腰が悪くなるかも」と思いながら過ごすとストレスが溜まり、慢性腰痛になりやすくなるという悪循環になってしまいます。「気にしない」というのも腰痛対策にはとても有効です。ある程度ちゃんと腰痛対策をしたら神経質にならずに「自分は大丈夫」と自信を持つことも大切です。

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