「遠赤外線サポーターって効果あるのかな?」
「遠赤外線サポーターってどんなものがあるんだろう?」
と、なんとなく遠赤外線がいいというのはわかるけど、実際に遠赤外線サポーターが効果があるのかわからないですよね。
遠赤外線サポーターとは、
通常のサポーター機能にプラスして、遠赤外線効果でより温まりやすくなったもの
です。
本記事では、具体的な遠赤外線サポーターの効果や日常生活における使い方について紹介しています。
この記事を読んだら、遠赤外線サポーターをつけたくなること間違いなしです!!
目次
1 遠赤外線サポーターの効果は「より温まりやすい」
遠赤外線効果により温まりやすい
通常の綿などの素材でできたサポーターは肘やひざなど気になる部位を温めるために使用されます。温め方も洋服などと同様で、身体から発せられた熱を逃がさないで保温します。また、電気などを使用せずに温めることができるため、気軽に使うことができます。
では、「遠赤外線サポーター」は通常のサポーターと何が違うのかというと、上記の保温効果以外に「遠赤外線による身体を温める効果」があります。
遠赤外線は身体をしっかり温める
遠赤外線は皮膚表面から体内の0.2mmの部分で熱エネルギーに変換されます。0.2mm部分で熱エネルギーに変換されると、その付近にある毛細血管内の血液を遠赤外線の力で直接温めることができます。その遠赤外線により温まった血液が全身を回ることで、遠赤外線でおなかや腕などの身体の一部を温めているだけで全身が暖かくなります。
また、血液は体内にあるため、急激に冷えることがありません。そのため、遠赤外線で身体を温めるということはヒートショック現象などを防ぐことにもつながります。
※参考記事:「美容・健康・医療で大活躍!遠赤外線に秘められた6つの効果!」
生地に練りこまれた遠赤外線放射体
遠赤外線サポーターは電気も使わないのに、なぜ遠赤外線が出るのか?
それは、遠赤外線を放射する物質(放射体)を生地に練りこんでいるからです。
遠赤外線は石や食物などの金属以外のほとんどの物質から放射されています。もちろん、人間からも常に遠赤外線は放射されています。遠赤外線は一定の温度がある物質からは常に放射されています。遠赤外線サポーターはその原理を利用して、遠赤外線を放射する炭素繊維などの放射体を生地に練りこみ、サポーター自体から遠赤外線を放射しているのです。
遠赤外線の放射量は温度次第
しかし、遠赤外線サポーターによる遠赤外線効果をあまり期待しないでください。
遠赤外線はいっぱい放射されていればいる(放射量が高い)ほど、温かくなりやすいです。しかし、遠赤外線の放射量は放射体が持つ温度により変わります。(プランクの定理)
遠赤外線サポーターは電気などを使ってサポーターを温めないので、常温レベルでの遠赤外線放射量です。常温レベルの遠赤外線放射量では、劇的に「温かい!」と感じることはできません。
遠赤外線サポーターは通常のサポーターに比べると「若干温かい」くらいで考えて置き、過度な期待はしないでください。
【コラム】「手当て」って実は遠赤外線効果?
一般的に「手当て」とは、怪我や病気を治すことを言います。
漢字を見ていただくとわかると思いますが、「手」を「当てる」と書きますよね?前述しましたが、人間からも遠赤外線が放射されているといいました。もちろん、手からも遠赤外線が放射されています。昔から痛いところに手を当てると自然と痛みが引いたりしたことがあり、このような漢字になったのではないかという説があります。
例えば、おなかが痛いときって、自然と手をおなかに当てませんか?これは、遠赤外線が身体の不調を整えるという効果があることを本能的に知っているために、このような行動をしているのではないでしょうか?
2 遠赤外線サポーターの効果的な使い方
遠赤外線サポーターは気になる部位を温めるのに手軽にできますが、使い方によっては悪化してしまうこともあります。本章ではサポーターの使い方についてご紹介します。
ただし、サポーターの使用目的により若干異なります。
寝るときは外す
サポーターは基本的に締め付けが強いものが多いです。そのため、寝るときなど長時間付けておくとサポーターをつけている部分の血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなると関節などに良くないので、寝ているときは使用しないか、寝ているときは締め付けがない腹巻やレッグウォーマーなどを使用しましょう。
痛いときは患部に熱がないことを確認する
関節が痛いとき、温めると緩和することがあり、そのような目的でサポーターを使用する方もいらっしゃいます。
ただし、このような目的で使用する際は、痛い部分に熱を持っているかどうかを確認してください。
熱を持っている場合、さらに温めてしまうと、症状が悪化してしまう場合があります。そのような場合は、サポーターを使用せずに冷やしてください。熱を持っていない場合は、サポーターで温めることで痛みが緩和することがあります。
※参考記事「腰痛に対して温めるかと冷やすかは炎症の有無で見極める!」
まとめ
遠赤外線サポーターは、気になる部分を温めることが気軽にできます。さらに遠赤外線効果でより温まりやすくなっています。
サポーター自体の費用もほとんどかかりませんので、ぜひ積極的に活用してください。
ただし、劇的に温かくなるようなものではありませんので、過度な期待はしないようにしてください。
コメント